私の職業である中小企業診断士は、毎年800〜1200人が合格します。自分が合格したときは805人でしたから、最近は合格者が増えているようです。要は、中小企業診断士という資格を持っている人が年々増えていて、自分自身が資格を持っているだけではいけないなという当たり前のことを思ったりします。
6年前にお手伝いした、補助金申請
私は試験に合格して、登録のための研修を翌年に受けて2008年4月に登録しまし、その年の12月に独立開業しました。自分の中で独立することは決めていましたので、会社に籍を置いている間にもいくつか仕事をしていました。その中の一つに役所への申請書類作成業務がありました。いわゆる補助金申請です。
その時は地域資源を活用する事業に対する助成金を出すファンドでした。
そして、今回、とある企業の申請書作成をお手伝いしているのですが、そのきっかけになったのが、その時の申請書類でした。「補助金を取った実績はあるんですか?」「あります」「実際にはどのような申請書を書いたんですか?名前を匿名にして見せてください」そんなやり取りがありました。
で、お見せしたらとたんに信用してくれました。翌日には秘密保持の契約書のひな形が送られてきました。
仕事を見えるようにしておく重要性
自分は普段、申請書作成の仕事をしていなかったので、特段PRをしてこなかったのですが、実際に申請書を作ったことがあること、内容を確認できるようにしたことで、仕事をいただくことができました。
FCでもそうですが、自分の仕事を見えるようにしておくことの重要性を改めて感じました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
(編集後記)
文中に書きましたが、急に仕事が入ってきました。4月中はFCから離れて思いついたことを書いていきます。お休みすることも考えましたが、毎日書いていらっしゃる先輩からご指導を受けたこともあり、量を減らして少しずつ書いていきたいと思います。