ペット好きの私にとって、面白い記事を見つけましたので紹介します。
高齢のワンちゃんがフィットネス?
スポーツクラブNASが犬専用のフィットネスクラブをオープンしたそうです。プールやマッサージを利用できるほか、インストラクターの指導も受けられるとのこと。料金はプールが30分で6千円、マッサージやハードル走は30分で4千円と報道されていました。
1回ごとの利用で、同クラブの会員でなくても利用できるようです。
新しいサービスを産みだす
サービス業は、人々の仕事や生活の中から「あったら良いな」を仕事にして、料金を決めて提供するものです。今では当たり前になったクリーニングも家で洗濯しようと思えばできますし、糊付けとアイロンをかければ、より丁寧な仕上がりになります。それでも、時間や出来上がり品質をお金で買うことで仕事として成り立っています。このペット向けのサービスも、ペットの好きな人にとっては他にないサービスとして根付くかもしれません。
サービス業は地域のライフスタイルが反映される
この犬向けのサービスは、ペットを飼える住宅が近隣にあることが条件になるでしょう。ペットを飼うことができない集合住宅の多い地域では利用者を確保することが難しいし、ペット向けに支出する余裕が無い世帯ではこういったサービスは受け入れられません。また、戸建ならペットを飼えますが、戸建しかないエリアだと住民の数が限られます。そのため、こういったニッチなサービスが成り立つエリアは限定されてしまいます。
ただ、子供の数が減ってきていて、ペットが家族同然という家庭も多くありますので、このサービスが案外流行るかもしれません。そうなると、いくつかの店舗でテストしてフランチャイズ展開という流れになるかもしれませんね。
逆に、珍しいサービスについては、どこかで成功したからといって、他でも成功する保証はありません。そのため、珍しいサービスでフランチャイズ起業しようと考えている方は、フランチャイズだから成功するとは考えず、開業しようとする地域で受け入れられるか、そもそもそのサービスはどのように利用者を獲得できたのかを十分に検討することをお勧めします。
あとがき
今回は犬のネタでしたが、自分は猫派です。妻も猫好きなので、いつも二人して「No cats, No life」と言っています。気まぐれで予想が付かない行動をするので飽きません。