設備投資の補助金と言えば「ものづくり補助金」ですが、東京都には独自の制度があります。
成長産業等設備投資特別支援助成事業
とても長い名称ですが、東京都では国の物作り補助金とは別に助成金のメニューがあります。
http://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/setsubijosei/seicho.html
基本は成長産業として指定された5つの分野が対象ですが、「付加価値の高いものづくり」と認定されれば、その他の業種でもOKです。(←ここがキモです)
なお、5つの分野は以下の通りです。
・健康
・環境、エネルギー
・危機管理
・航空機
・ロボット
ちなみに、助成金は最高1億まで出ます(助成率は2分の1)。
申請書で書くこと
申請用紙を見れば書くことは把握できます。大きな項目をまとめるとこんな内容でした。
・計画の実施内容(現状分析と課題、売上面の施策、生産、人員面の施策、資金面の取り組み)
・都内経済への波及効果
・設備導入効果(高付加価値化と他社に対する競争優位性)
・導入設備の妥当性(スペック、価格)
補助金や助成金の申請パターン
補助金や助成金の申請書類に書くことは大体同じパターンです。
現状分析を行って、企業の課題をあげていきます。そして、その課題が設備を入れることによって解決され、売上の増加や雇用の促進につながりますという大きな流れを書いていきます。
もちろん、設備を導入しますので、何かが劇的に改善されます。製造業であれば、コストダウン、納期短縮、品質の向上のいずれかがなされます。普通に考えても設備が入れば生産量が拡大するでしょうから、改善目標を明記することは難しくありません。
会社をより発展させたいとお考えでしたら、補助金や助成金は非常に有効です。検討されている方は是非ご相談ください。(締切期間がありますので多くは受けられませんが・・・)
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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。
・補助金や事業計画のサポート
・売上増加につながるご支援
難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
あとがき
今日は久々に秋晴れ。8月は雨が多くて127キロしか乗れませんでしたが、今月は最低でも200キロは乗りたいです。