中小企業診断士と名乗るからには、企業の診断をやっております。
その内容について記してみます。
診断について
「診断」と聞いて、思い描くのはお医者さんの問診ではないかと思います。
どこか調子が悪い時に病院に行って、「今日はどうされましたか?」と。
話を聞きながら検討をつけて、喉の奥をのぞき込んだり、胸に聴診器を当てて判断します。
企業診断について
総合的な企業診断の場合
会社のなりたち、現状、取り扱っている商品やターゲット客、
組織の求心力になるもの、組織の状況
マーケティングやオペレーションの状況などを広く聞いていきます。
その上で、財務諸表を見せてもらって、今後どうしていきたいのか方向性をお聞きして、取り組んだ方が良い課題を整理します。
課題を解決するため、今後こんなことをしてみれば?とディスカッションします。
それ以上踏み込んで何かを改善するのであれば、個別のコンサルティングを行います。
コンサルティングとの違い
コンサルティングの場合は、ある程度「要望事項」があり、
それを解決するために助言していきます。
企業診断では、どういう課題があるのか、第三者の視点でディスカッションしますが、コンサルティングは何かを改善するためにアドバイスしていきます。
診断のテーマ
上記の総合的な企業診断の他にも、こんな形で診断を行ったことがあります。
・多店舗展開診断
多店舗展開に向けて行っていくことを、幅広い切り口で確認します。
フランチャイズ展開を行う際に、抜けていることがあると致命的ですので、お勧めです。
・成長診断
今後、IPOなど企業規模の拡大を志向している組織に向けて、幅広く確認します。こちらも、手が回っていないことなどがあれば、どうやって解決していくか方針を決めるのに役立つでしょう。
なお、過去に「簡易診断」に関する記事を執筆していますので、ご参考まで
「簡易・経営診断」で、今後の課題を見つけませんか?
診断については、第三者が経営状況について確認していく中で経営者が気づいていない点が出てくることがあります。経営に答えはないのですが、ディスカッションすることで新しい気づきがあれば、効果は大きいのではないかと思います。
ご興味ありましたら、お問い合わせください。