コンサルティングを受ける効果を再認識

中小企業診断士として経営者に対するコンサルティングをしていますが、自分が他の方からコンサルティングを受けてみて、新鮮な感動がありました。
改めて、コンサルティングを受けることの効用を整理してみます。

 

コンサルタントの役割

コンサルタントは、クライアント(お客様)の目標達成や問題解決のお手伝いをします。
そのために現状を把握し、将来の理想の姿を設定して、どこに課題があるのかを掘り下げていきます。
課題については、すぐに解決できるものと時間がかかるものがありますので、優先順位を設定していきます。

 

コンサルティング提供でモヤモヤしていたこと

自分の仕事の取り方に反省点があるのかもしれませんが、
最近は「多店舗展開したい」「補助金取りたい」「企業診断して欲しい」とこちらがやることが割と明確なことが多いです。
そして、専門的な知識が求められる局面が多いので、こちらから相手に知識や情報を提供する「片道」のアドバイスが多いです。
ただ、相手が実際に行動に移して成果を上げているかどうかについて疑念が晴れず、モヤモヤしていました。

 

本来のコンサルティング

クライアントには目標がありますし、問題解決を行うのもクライアントが自分たちで行います。
したがって、クライアントが自分達でできるように導き、
大変なところでは伴走してあげるのがコンサルティングの本質ではないかと考えます。
つまり、こちらが一方的に知識や情報を提供するのではなく、相手の行動に導くようにしてあげないと相手のためにはなりません。
クライアントからの求めで「大枠を示してくれたら十分」と言われたり、「補助金さえ取れたらOKなので、全部丸投げしたい」と言われることが多く、
コンサルティングというよりも専門的な知識のレクチャーや
申請書作成代行になってしまっているなと反省しています。

自分がコンサルティングを受けてみて

まず、自分が出来ていないことについて指導をお願いしました。
指導の中には、自分が苦手で避けていたことについても「次回までにやるように」と言われました。
そして、やり方についても、自分が独力でやっていたらたどり着かないことまで丁寧に教えてもらえました。
(気づいたこと)
・やり方が分からないことは聞いた方が早い
・やりたくないことは伴走してもらえることで踏み出すことができる
・やってみて分からないことがいろいろと出てきた→次回、改めて聞けばよい
正直、もっと早く教えてもらえば良かったと感じました。
自分がコンサルティングを受けることで、自分も同じように役立ちたいと改めて思いました。

 

お役に立てること

多店舗展開の進め方や補助金の申請書作成は、経営する上での手段でしかありません。
その前段の「目的」の部分からディスカッションして、どのようになりたいのか腹落ちした形で「目標設定」するところからお手伝いしていきたいです。
そして、クライアントさんが目標設定に向けて行動を起こすところで背中を押してあげたり、お手伝いしてあげたりという支援をしていきたいです。

コンサルティングは指導してあげる面が多いのですが、クライアントの考えを整理するためのコーチング、
アイディアを発散させるお手伝いをするディスカッションパートナーなど、クライアントの行動や成果につながるお手伝いをしていきたいと考えています。
《あとがき》
自分一人でやっていると、得意なことも不得意なことも全部自分でやる必要があります。といっても、不得意なことについては自分でやるのも効率が悪く、余裕ができたら外部パートナーを探そうと思います。