コンサルタント、単価の取れる仕事と取れない仕事

年の初めということもあって、一年の展望を考えています。高収益の仕事に注力することを考えていたら、単価の高い仕事と低い仕事があることを改めて考えました。

仕事の単価

コンサルタントには定価がないと言われます。ただ、コンサルタントの多くは自分の単価を決めているはずであり、条件が折り合わないようであれば仕事を引き受けません。

かくいう自分も単価は決めていますので、要望が通らないなら仕事を請けません。また、普段から顧問契約などでお世話になっているお客様からオプションで頼まれた場合は通常より安くやりますが、それでも最低単価を設定しますので、それを下回ったらやりません。

 

単価の取れる仕事

これは、自分でないと出来ない仕事になると単価が高いです。自分の場合はフランチャイズ関連の仕事になると、希少価値があるはずですし、それなりに経験も積んでいます。また、競合する先生方はもっと単価を高く設定しているので、自分もきちんといただいています。

ただ、これはぼったくっているわけではなく、これまでに経験してきたことの単価、かつ、深いところまでサポートできる自信もありますので、その分の価格設定にしています。

実際、単に指図するだけでなく、一緒になってハンズオンで支援しますので、妥当な価格設定だと思います。

 

単価の取れない仕事

これは、他の人でもできる仕事で、公的機関の相談員などが該当します。実際には相談員の業務の中でも、相談者に満足してもらえる相談員か、話が盛り上がらずに淡々と終わってしまう相談員かという評価をしてもらっても良いような気がしますが、相談員の評価という話はあまり聞いたことがありません。

また、役所が発注元の取材系の仕事も単価が安いかもしれません。取材の場合、役所から○○総研というシンクタンクに仕事が発注され、実際のインタビューには下請けの人間が伺います。実際には取材のテーマについて下調べしてから臨むので準備をしているのですが、あまりそう言うことは問われず、単に頭数として扱われます。

 

今年の抱負

今年は役所系の仕事を減らし、単価が取れる仕事を創っていこうと考えています。また、フランチャイズ以外の分野でも仕事の価値を高めて、その分の単価を上げていくことを考えています。

既に、公的機関の仕事は3月で終了する旨を責任者に伝えていますので、4月以降は仕事の組み合わせを再構築することになります。時間が出来る分、仕事の質を高めて、最終的な売上は落とさないようにしようというのが今年の抱負です。

クライアント様に価値をもたらす仕事をしていきますので、どうぞよろしくお願いします。

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、経営革新等認定支援機関の登録をしているビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・創業:創業資金を確保するための事業計画を作りたい

・新事業挑戦:新しい事を始めるための計画を作りたい。事業評価を行いながら失敗しないように取り組みたい。補助金や融資など、これからの事業に必要な資金を調達したい

・多店舗展開、フランチャイズ:これから事業を大きくしていきたい。組織を急拡大したい

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。まずはご相談だけでも問題ありませんので、お気軽に問い合わせていただければ。何らかのヒントはご提供できると思います。

 

あとがき

今日は年明け最初で最後の忘年会でした。寿司とビールをつまんで体重が1キロ増えてしまいました。寿司とかお好み焼き、ビールも大好きなのですが、いずれも太ってしまいます。。帰宅してから3キロ早足でウォーキングしました。