ビジネスへのIT活用パターン〜IT活用の肝は集客

急成長している企業様を取材すると、肝になっているのは「IT」だなとつくづく感じます。

画期的なビジネスにはITが必須

何をもって画期的と考えるかは人それぞれですが、自分が最近感じているのは、ITの活用です。特に、これまでは集客できなかったところから注文を取れるのがITのメリットかなと感じます。

・市場が縮小している中、インターネットから集客する

・苦戦する既存事業者がインターネット経由で比較される、見込み案件をもらう

・これまで来店や対面で提供していたサービスをインターネットで済ます

 

IT活用①ネットからの集客

これは、スマートフォンなどでどこでも検索できるようになったことが大きいと思います。キーワードを入れて検索すると、自分が求めているサービスに近いものが出てきます。そして、ブログなどの書き込みも見つかりますので、サービスの大体の相場、注文するときに気をつけた方が良いことが分かります。

自分もホームページ上でサービス内容と価格を公開しています。同じようなサービスであれば、価格や実績、考え方が提示されている方が良いかなと考えています。

 

IT活用②ネット経由で見込み案件をもらう

これは、中古車の一括査定サイトや、家電の価格比較サイトなどが当てはまると思います。どちらも、インターネットがなければ知り得ない中小小売店などの情報が出てきます。

家電であれば、以前は秋葉原の外れなどに「バッタ屋」と言われる、安いお店がありました。今でもそういうお店はありますし、比較サイトでは、そういうお店も出てきます。ただ、ネットで注文してしまえば、バッタ屋の存在を知らなくても簡単に注文できます(相手を信頼すればですが)。中古車査定も同じで、大手も来ますが、中小も含めて多くの事業者が査定に群がってきます。

自分もコンサルタントを比較するサイトに出稿したことがあります。実際には、多くの事業者と相見積もりになるので、金額の価値が無いと判断して3か月で撤収しました。ただ、多くの見込み案件を「お金で買う」ことが可能になります。

 

IT活用③来店サービスをネットで済ます

今まではお店に行って注文しなくてはならないものでも、ネットで注文出来るようになりました。自分は、会社設立の時に実印、銀行印などを注文しましたし、会社の謄本を取るにもネットで済みます。年賀状もネットで注文し、表の宛先も裏の絵柄も両方印刷してもらっています。

単純なECと違って、ハンコや印刷物の場合は、できあがりイメージが分からないと注文できませんが、優れたサイトであればハンコの書体を変えたり、ハガキの絵柄を変えたりということがホームページ上でできますので、店舗にわざわざ行かなくても十分ということになります。

 

新しい事業であれ、古い事業であれ、鍵になるのは集客であり、ITを活用することでこれまではアクセスできなかった層にアプローチできます。ただ、できればネットを使って人柄の分かる情報を発信したいと思っていますし、ネットだけで完結するものでも無いと考えています。日々の仕事から情報発信することで、少しでも自分の考えをお伝えしていきたいです。

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、経営革新等認定支援機関の登録をしているビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

得意分野はフランチャイズの本部立ち上げですが、会社の成長につながる経営計画作り、補助金申請など、ビジネスの成長、新規立ち上げをサポートしています。

・創業時の創業計画、創業融資獲得

・店舗の収支改善、集客、多店舗展開・フランチャイズ展開→ハンズオンで支援します

・資金調達のための事業計画(銀行から言われたら一緒に作成します)

・日本政策金融公庫の経営力強化資金(通常より低利です)

・新しいことに挑戦する経営革新計画、経営力向上計画

・ものづくり補助金など、補助金申請

・会社の成長戦略を描くための早期経営改善計画(費用の3分の2は補助金使えます)

特に得意なのはサービス業、リサイクルビジネスです。

このブログは情報発信のために平日はほぼ毎日書いています。

 

あとがき

昨日は屋外で野球観戦、日陰にいたつもりでしたが、しっかりと日焼けしてしまいました。