うちの奥さんが面白いと絶賛していたので読ませてもらいました。確かにズバズバと書いていて面白い本でした。参考になることも沢山ありました。
調理はコスパ優先
勝間氏は忙しい中娘を育て上げたということが以前読んだ本に書いてありましたから、コストとして気にされるのは時間だという認識でした。しかし、この場合のコストは「価格」でした。
牛肉は高いから買わない、エビやタラといった食材も割高だから買わない。主に買うのは100グラム当たりで価格が安く、タンパク質が豊富に入っている鶏肉や豚肉でした。ちなみに、同じだけのタンパク質をとろうとすると、魚よりも肉(牛肉以外)の方が安いということでした。
家事の効率を上げる
家事を自動化するため、掃除ロボットを入れたり、洗濯乾燥機を入れるのはもちろんですが、調理機器もオーブンを2台入れたり、IH調理器を2台もっていたりするそうです。フライパンを使った調理だとフライパンに接している部分しか熱することができないのに対し、オーブンだと温度と時間を調整できるので、ほったらかしに出来るようです。
また、煮込み料理だと野菜や肉の「あく取り」が必要なのですが、高温でぐつぐつ煮込むのでなく60度くらいの温度帯で加熱時間をセットできるオーブンの方が合理的なようです。低温度帯だと「アク」も出てこないとのことです。
ファッションは合理性
氏はテレビなどにしょっちゅう出ていることもあり、以前は1着30万くらいする洋服を購入していたようですが、最近は1着1〜2万円位の洋服を数多くそろえて、古くなったら捨ててしまっているようです。
高い服だともったいないのでいつまでも着てしまうし、クリーニング代も高くなってしまうけど、通常の価格帯の服だと惜しげ無く捨てることができるので、いつも新しい状態の服を着ることが出来、自宅での洗濯もできて良いようです。
ベースは断捨離
そうはいっても、勝間氏がこういった心境になるまではいろいろあったようです。以前は家政婦に家事を頼んでいた他、外食も多かったようです。
仕事が忙しくて片付けができないので、机の回りも散らかってしまい、「片付けなきゃ」というプレッシャーも感じていたようです。
思い切って、家の中を片付けて「モノがない生活になって見えてきたこと」も沢山あるようです。
家事をロジカルにする最大の意味
家事を効率化するためのプロセスを、勝間氏は「ロジカルにする」と表現しています。何となくよかれと思って掃除をしたり、思いつきで豪華なディナーを食べに行くのではなく、毎日のことなので、買い物、家事に伴う作業を最大限効率化するというものでした。
今回の本では、家事だけにとどまらず、投資(ファンド)についても書かれていて、家事の効率化向上という観点の本は初めてだったので楽しく読めました。
うちも共稼ぎですので、妻を助けつつ、分担して妻や猫たちとのコミュニケーションをしっかり取ろうと改めて思いました。
◆自己紹介
私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。
・これから創業したい
・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい
・フランチャイズに加盟してみようかと考えている
こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。
あとがき
明日は大雨だとか。こういう時は、家でも仕事できる働き方で良かったなと感じています。