平成28年度の第2次補正予算で組まれた、小規模事業者持続化補助金の追加公募が4月14日からスタートしました。現場にいると、前回の補助金が先月結果が出たばかりなのですが、2次公募が始まりました。
小規模事業者持続化補助金
この補助金は「小規模事業者」が販売促進で使える補助金です。補助金額の上限は通常は50万円ですが、そもそも販売促進でそれだけの費用を使えることはそうありませんので、会社を飛躍させるチャンスではないかと思います。
昨年は2回公募がありましたが、今年は同じ予算で「2次公募」となりました。
補助金要件の変更点
今回の追加公募では、以下の変更点についてアナウンスがありました。
小規模事業者の円滑な事業承継を後押しするため、代表者が60歳以上の場合は「事業承継診断票」(地域の商工会議所が事業者に確認しながら作成・交付)を提出していただくとともに、後継者候補が中心となって取り組む事業について重点的に支援します。
この診断票は申請者が作成するのではなく、商工会でヒアリングして作成されます。元々、商工会議所で「事業支援計画書」を作成することになっていますので、その書面と一緒に発行されます。
わざわざこういった書面を発行するということは「加点要件」になるのではないかと思われます。
小規模事業者持続化補助金を取るには
補助金申請の鉄則は、募集要項を見て「審査要件」に沿った内容の計画にすることです。今回の募集要項を見るとp55に「審査の観点」とわざわざ記されていますので確実に求められている要素を埋めてください。
なお、「自社の強み」「市場のニーズ」などは、申請書の項目とも対応していますので、申請書の内容を突き詰めて考えれば大きく外れることはありません。
その他、「小企業者(常時雇用する従業員5名以下)」が全体の5割以上を占めるよう優先的に採択するとありますので、スモールビジネスであっても大いにチャンスがあります。
この補助金にご興味がありましたら、お問い合わせください。今回は最大で2社までサポートいたします。申請書の作成を代行することはしませんので、費用的にもリーズナブルにやらせていただきます。
◆自己紹介
私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。
・これから創業したい
・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい
・フランチャイズに加盟してみようかと考えている
こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。
あとがき
3日連続でフィットネスクラブへ。さすがにくたびれました。明日から2日連続で夜の用事があるので少しお休みです。