介護サービスに新規参入される経営者の事業計画作成をお手伝いしています。きちんと利益を上げて複数店舗展開するようアドバイスしているのですが、事業計画に落とし穴がありました。
事業計画
新しくビジネスを始める際、事前に計画を立てないと行き当たりばったりになってしまいます。そのため、銀行から借り入れをする際には、事業計画の作成を求められます。
その際には、現在の事業との関連、会社の有する強み、事業機会などを記す「定性面の計画」と数値面での「定量面の計画」が求められます。
事業が黒字に転じた際の落とし穴
新しく事業を始める際、最初は何かと投資しなくてはなりません。そのため、初年度は赤字になるのが一般的です。事業(会社)が赤字であれば、利益に課税されることはなく、税金は均等割の7万円だけで済む(法人の場合)のですが、事業が黒字になるとそうは行かなくなってきます。
赤字は翌年以降に繰り越せますが、累積の損益が解消されると法人税が課されます。計画上は黒字の40〜50%が課税されると見込みます。
そのため、実際には法人税を考慮すると手元の資金はそれほど残らないのです。
成長企業の財務戦略
無借金経営で内部留保を貯めていくことは理想的ですが、実際には利益が出ていても半分は税金で取られてしまいますので、再投資をしていくには時間がかかります。
資金を銀行から借りてしまえば、金利がかかるかもしれませんが、金利は損金処理できますので、金利分は節税効果があります。
それに、安全な範囲で借りて返済実績を作っておけば実績が出来ますので、緊急時に金融機関から借入ができるようになります。
当社は認定支援機関として、日本政策金融公庫からの借入をサポートすることが可能です。資金繰りのことで検討されているようでしたら、お気軽にご相談ください。
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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。
・補助金や事業計画のサポート
・売上増加につながるご支援
難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
あとがき
週が明けてみると、ポケモン狂騒の真っ直中でした。自分はポケモンよりも時間の方が大事なので手を出しませんが、研修の休み時間になると、受講生が一斉にポケモンをやり始める様は異常です。。。