高級輸入車5万円リース〜自動車の新しい利用の仕方

今日の日経新聞で、嬉しいニュースがありました。中古車買い取りのガリバーが月額5万円定額で高級輸入車のリース販売をするそうです。

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新聞報道より(7/26日経より抜粋)

IDOM(旧ガリバーインターナショナル)は月額5万円の定額で、高級輸入車100種類以上の車種から好きな車を選べるリース販売プランを8月中旬から始めるようです。リース料には保険料、自動車税、車検費用も含まれています。

納車されてから90日経てば、別の車にも乗り換えができるとのこと。

 

車の所有の仕方

実は車には様々な利用方法があります。車を買わずとも様々な手段があります。リースは、リース期間は料金を支払って利用できますが、所有権は移転しないのが一般的です。リース期間が終わったら、再リースするか、別の車両をリースすることになります。なお、個人向けのリースの場合は、リース終了後に「買い取り」という選択もあります。

・新車購入

・中古車購入

・リース購入

・レンタカー(新車・中古車)

・カーシェアリング

 

自動車は「所有せずに、利用する」

最近伸びてきているのは中古車を利用したレンタカー、カーシェアリングです。トヨタなどのメーカー系のレンタカーは新型モデルを貸し出ししますが、プリウスクラスだと1日1万円くらいになります。中古車のレンタカーだと1日5000円くらいで中型セダンを借りることができます。

カーシェアリングはタイムズやオリックスなどが都心部の駐車場に車両を揃え、思い立ったときに気軽に借りることができ、最近は急速に車両数が増えています。

 

リースのメリット

リースには車検や保険、自動車税が入っていますので、費用を月額で均等化できます。

通常、200万円の中古車を買うと、諸費用が20〜30万円程度かかり、車検が10〜15万円、自動車税が毎年4万円前後かかります。それらをいちいち払う必要がありますが、リースだと月額を払えばよいので経理処理が楽です。そして、リース料として費用計上出来るメリットもあります。

 

リース料について

通常、リースは5年契約です。リース料は車両価格(リース開始時とリース終了時の価格差)、その間の経費と車両の残価を考慮して決定されるのが普通です。

以前、レクサスのリース料を計算してもらったことがありますので、数字を丸めて紹介します。

レクサス 車両価格約400万円+5年間の経費→月額約7万円(税込)

普通に7万円×60回で420万円ですが、その中の車検経費などもあるので、この金額になってしまいます。

ちなみに、スバルで計算してもらった時には、車両価格280万円に対して月額5万円位でした。

 

ガリバーの5万円プランの内容は?

おそらく、中古車で250万円〜300万円位の程度の良い輸入車が中心ではないかと思われます。
例えば、BMWの3シリーズだと、3年落ちでは無理ですが、5年落ち位なら手が届きます。輸入車は古くなると維持費がかかるようになりますが、5年リースと割り切れば問題ないでしょう。
また、ガリバーのプランでは、「90日経ったら乗り換え可能」ですので、嫌になったら変更出来るということで、魅力的な商品です。

 

自動車は電気自動車への移行や、自動運転技術など、長期で所有することが必ずしも良い選択では無くなってきました。スマホなどと同じく、新しい技術を味わい尽くして次に移行という乗り方が賢いように感じます。

ガリバーの5万円プラン、まだ詳細が分かりませんが、次の車の乗り換えの時には検討したいと思います。

私、自動車流通の業界にいたことがあり、毎年、調査で自動車関連のレポートも書いております。中古車販売店、副業で自動車関連のビジネスをお考えの方のサポートができます。
もし、ご興味がありましたらお問い合わせください。

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。

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難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

今乗っている車は13年前のトヨタ。当時の最新技術が盛り込まれた車で、性能には全く問題が無いのですが、自動ブレーキなどの最新技術には興味があります。