百貨を売る店とは? 百貨店苦境は止まらない

テレビのニュースをボーと見ていたら、百貨店の売り上げダウンのニュース。プラスだったのはいつだったのかと思うくらい、ずっと下がり続けています。

百貨店の苦境

日本百貨店協会のホームページを見ると統計データを見ることが出来ます。2017年2月分の発表資料から総額のところを見ると、以下のようにあります。

・売上高総額4,336億円余

・前年同月比-1.7%(12か月連続マイナス)

・対象店舗 81社、234店

・総店舗面積5,882千㎡(前年同月比-2.0%)

・総従業員数73,261名(前年同月比-3.4%)

売り上げダウン以上に店舗面積が減り、従業員はもっと減っています。

完璧な右肩下がりです。

 

百貨店で販売しているもの

百貨店とはいっても、全てのものを販売しているわけではありません。電化製品やドラッグ、日用品などは売っていません。家電量販店、ドラッグストア、コンビニなど、それぞれの分野で強い業態がありますので、主に衣類や化粧品が中心です。また、デパ地下と言われる通り、地下に行くとお弁当やお惣菜が販売されています。

 

自分が行く百貨店

自分の場合は嫁さんからの縛りで新宿にある某百貨店で買い物する機会が多いです。一度、新宿で競合している百貨店の外商の方が自宅に来て、外商用のカードを作らされましたが、そこで買い物する気は全くないので3年間店にすら行っていません。たまに案内は来ますが、ブランド品が10%オフと案内されても、そもそもブランド品に興味がないので行こうとも思いません。

自分が行く百貨店ではスーツやらワイシャツなどを買います。昔と違い、スーツ専門のショップとの価格差が小さくなっていますので、それなら百貨店で買おうかという感じです。ただ、縛りが無ければ自分でわざわざ行くことはないと思います。

 

百貨を売るよりも、特徴を出すことが大事

百貨店のケースは専門家のサービスにも言えることではないかと感じています。特に、自分たち中小企業診断士であったり、社会保険労務士であったり、士業と言われるサービスは要注意かと。

自分も計画策定というサービスであれば業種を問いませんし、製造業を担当することが非常に多いのですが、製造業の中の特定のテーマだと支援することはできません。また、フランチャイズについても本部立ち上げや加盟相談というレベルなら飲食店の支援も行いますが、飲食店のメニュー改善や原価削減といった踏み込んだテーマになると難しいです。

そのため、自分はサービス業やリサイクルビジネスのフランチャイズ、従業員20名以下の小規模事業者の支援を得意としています。

 

百貨店の苦境、どこまで続くのか、働いている人が大変だなと感じてしまいますが、明日は我が身ですので、自分も専門性を磨き続けます。

◆自己紹介

私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・これから創業したい

・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい

・フランチャイズに加盟してみようかと考えている

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。

 

あとがき
夕方からの会合にスーツ、ネクタイでいったところ、「なんでネクタイしめてるの?」と聞かれました(苦笑)。もうすぐクールビズ、楽しみです。