飼い猫にも保険の備えが必要。会社経営にも専門家の助言でサポートを

ウチにはネコが2匹いまして、毎年8万円の保険料を払っています。これは「ころばぬ先の備え」でして、会社の経営にも備えがあった方が安心です。

飼い猫の保険

人間が医療機関で治療を受けると7割は保険でカバーされます。例えば風邪で受診すると、医者に千円くらい、薬局で2千円くらい払うのではないかと思いますが、実際には自分たちが支払っているのは全体の3割で、よほどのことが無い限り安心して受診できる仕組みです(実際には毎月、高い保険料を天引きされていますが・・・)。

飼い猫の場合は、獣医さんの治療を受けると高額になるケースが多いです。投薬して治る程度のものなら良いのですが、歯の治療だと全身麻酔が必要になり、8万〜10万円位掛かってしまいます。ぐったりして食欲が無いということで獣医さんに診せたら、血液検査をしてもらって、やはり診察料が7万円になりました。ネコは人間と違って、自分で症状を語ってくれないので検査が必要になるようです。

ウチのネコは一度死にかけたことがあり、そのときは5時間半の大手術+3週間の入院を経験しました。一命は取り戻したのですが、軽自動車が買えてしまう位の治療費がかかりました。その時の教訓で民間の飼い猫保険に入っています。2匹で8万、あのときの事を考えると、安心料です。

 

経営者の保険

会社経営者にも「もしもの時」の保険がありまして、高額の死亡保険金を払って、節税と安心を買うケースが該当します。税務上の損金にするためには掛け捨ての保険に入る等、ルールがあるようです。

ただ、病気などの保険だけでなく、経営者が間違った判断をしないよう導くというのも保険になります。セカンドオピニオンという言葉がありますが、外部から診てもらって経営判断が適切かどうかを専門家が意見します。

自分の専門はフランチャイズですので、フランチャイズ契約書を見て、どういう所に注意しなくてはならないかを助言することができます。それによって、経営者は先々起こりうるリスクを判断することが出来、事前に準備することが可能になります。

 

コンサルへの支払い

コンサルタントの良い所は、外部の人間であって客観的な助言ができるということと、不要なら切ることができることです。コンサルタント級の人材を採ろうと思うと、社会保険を考慮すると最低でも年間600万円はかかると思います。そして、一度採用した人間は簡単に解雇できないのが日本の採用環境です。

コンサルタントは人にも依るでしょうが、通常は6ヶ月とか1年といったプロジェクトでお願いするものです。そのため、解約の条件も取り決めてからスタートできます。

自分の場合は、相手を知るための期間を3〜6ヶ月設定させてもらって、その後は自動更新、解約の場合は1ヶ月前に申し出にしています。相手が「この人は要らない」と判断している時は、コンサルタントが何言っても聞かないでしょうし。逆に、自分としてもご指導することが無くなったと判断すれば、その案件は終了になります。

 

会社経営者の身近な専門家と言えば、税理士、社会保険労務士、弁護士というのが一般的ですが、中小企業診断士は専門家と言うよりも経営層に近い人間です。会社の成長に必要な時に便利に使ってくださればと思います。

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・これから創業したい

・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい

・フランチャイズに加盟してみようかと考えている

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。

 

あとがき

7月になったばかりなのに、早くもエアコン付けっぱなしです(汗)。蒸し暑さが苦手な自分にとって、梅雨よりも真夏の方がましです。