Amazonのサイトを見ていたら、こんなものも売っているんだなと改めて思いました。前回、お坊さんの手配を見つけたのですが、中古車やカーリースもありました。
中古車 レクサスIS平成25年 1万円〜
こうやって書いてありますが、商品のタイトルには支払総額3,990,000円という表記があります。Amazonでの決済金額は頭金に充当され、残り3,980,000円については、マーケットプライスに出店している事業者から請求されるようです。
このマーケットプライスに出店しているのは(株)ネクステージで、東商1部上場会社です。実際、これだけの金額の買い物をするとなると徹底的に調べるでしょうから、しっかりした会社であることがweb上から分からないと注文は難しいでしょう。
それにしても、レクサスが1万円というのはインパクトがあります。
新車リース トヨタ・アクア 2万円〜
こちらも、2万円というのは頭金です。実際には、月額で28,512円(税込)がかかるようです。出店しているのはORIXカーリース・オンライン店になります。オリックスは個人向けのカーリースをインターネットで告知していて、様々な車両を扱っていますが、Amazonに出ていると別の商品に見えますね。
ちなみに、28,512×108回払い(9年)の合計は3,079,296円になります。普通に新車で買うよりは高くなりますが、商売でリース料を経費にしたい人にはメリットある金額だと思います。
新車リース BMWi3 5年リース、初回支払い二ヶ月分152,768円
こちらはBWMジャパンが新車リースを掲載していました。実際の月額費用は76,384円ですので、二ヶ月分の表記で高く感じます。
BMWのディーラーに行けばVIP対応で案内や手続きをしてくれると思いますので、Amazonに掲載するのはディーラーに行かない層に対して、商品を認知させる狙いがあるのでしょう。
「BMWの電気自動車か、良いのかな」と思わせて、リースが良いのか、残か設定ローンが良いのか考えてもらって、実際にはディーラーで商談という流れになるのでしょう。
自動車と言えば、新車ディーラー、ディーラー系列の中古車販売店、中古車専業店舗などで買うものでしたが、最近はガソリンスタンドで自動車のリースを扱うコスモ石油さんの取り組みだったり、中古車レンタカーの車両を販売するカーベルさんだったりと、自動車の買い方、所有の仕方が多様化しています。
Amazonで車を買える、というのも従来の自動車販売店に行かない層を引きつけるという意味では、最初のきっかけとして有効だと思います。自動車流通の世界にもインターネット通販の影響が大きくなってきています。
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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
あとがき
アクアが月額2万円なら、車を買い換えようかな?と思いましたが、実際には頭金とのこと。少しがっかりしました。