BCPの重要性、トラブルは起こるものと覚悟する

明日の仕事に備えて前泊するつもりが、人身事故に巻き込まれてしまいました。余計な時間と体力を使ってしまってしまいましたが、前日で良かったです。

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↑人身事故で柿生駅で2時間足止め。

BCP(事業継続計画)

洪水で工場がダメになった、インフルエンザに従業員が集団でかかってしまい、職場が一時閉鎖に追い込まれた等、ビジネスが何らかの理由で止まってしまうことはあり得ることです。他にも大地震や大雪、福岡の道路陥没といった、普段は起こらないことも発生します。

そういう事態に備えておくのがBCP(Business Continuity Plan)です。中小企業庁のホームページに細かく紹介されています。

http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/index.html

 

BCPの考え方

普段やっている業務の中で、業務の優先順位を定めておくのがキモになるようです。対お客様の視点で考えて、止めてしまってはいけない業務を決めて、その業務を継続するにはどうするかという視点で計画を立てていきます。

 

フリーランスのBCP

自分のようなフリーランスは風邪を引いても仕事しなくてはなりません。また、交通機関がダウンして移動できなくなることもあります。そのため、仕事には少しだけ余裕を持たせるようにしています。

余裕があれば、仕事の優先順位を組み替えますし、移動については早め移動を心がけています。優先順位としては、この後も継続して仕事になるかどうかを判断基準にしています。早め移動には限界がありますが、遠方で朝から予定があるときは前泊するようにして、リスクを減らしています。

 

フリーランスのリスク

フリーランスとして最も拙いのは、約束していた仕事を飛ばしてしまうことです。相手に多大な迷惑をかけてしまいますし、そこからは二度と仕事が来ません。

その次は体調の管理です。体調が万全だから専門家として価値ある仕事を提供することができます。自分は風邪を引きやすいのですが、引いてしまうのは仕方ないとして、仕事を止めずに済むように早めに休むようにしています。

その他には、仕事が来なくなるというリスクもあります。一人で仕事をしていると仕事の繁閑が発生するのですが、それは仕方ないことと受け止めて、自分磨きに時間をかける、先の仕事の準備をする、休養と割り切って好きなことをする等、充実した時間を過ごすよう心がけています。

 

トラブルは誰しも困ってしまうことですが、備えがあるかどうかでその後の対応が変わってきます。出来る範囲で備えて、トラブルの影響を最小限に抑えるのが良いでしょう。

業務の洗い出しや優先順位について、経営者の右腕としてご相談に乗ることもできますので、ご興味がありましたらお問い合わせを。

 

◆自己紹介

私、山下哲博はサービス業や流通業の小規模事業者向けのビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・フランチャイズを中心とした創業

→本部選びや創業時の計画、創業時の融資獲得

・フランチャイズ化とのれん分け

→多店舗展開、店舗の収益力向上

・補助金や融資などの経営計画づくり

→認定支援機関として、補助金の計画作成や日本政策金融公庫と連携した
融資サポート

これまで経験してきたことを元に、難しいことを分かりやすく、経営者のこれからの道筋が明確になるよう、サポートさせていただきます。

 

あとがき

今日は翌日の業務のため、平塚に向かっていました。タクシーも来ないような中間駅に電車が止まったのですが、代替手段がなく、結局は電車に残って2時間立って待っていました。起こってしまったことは仕方ないですが、貴重な時間と体力を消費してしまいました。