フランチャイズ加盟の第一歩、情報収集は日経フランチャイズショー

独立開業にはフランチャイズ加盟という選択肢もあります。ただ、フランチャイズは十分に情報収集してから加盟を決断するべきです。情報を効率よく収集するなら、年に1回の日経フランチャイズショー、お勧めです。

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日経フランチャイズショー

フランチャイズショーはフランチャイズ本部が加盟希望者を募って多数出展してきます。前回は2016年3月になりますが、合計で3万3千人の来場があり、100社以上の本部がブースを構えています。

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また、無料相談やセミナーも充実していますので、フランチャイズの情報収集をするにはピッタリです。他にもフランチャイズ関連のイベントはありますが、規模が全く違います。

 

フランチャイズショーの意義①複数の本部を容易に回れる

このイベントに行くことで、勢いのあるフランチャイズ本部を把握することができます。どのフランチャイズに加盟するかは自由ですが、業界の大手と言われる事業者の資料を入手しておくことは重要です。自分が加盟する本部の情報と比較検討する事が可能になります。

また、別の業界についても情報収集することができます。例えば、リサイクルのフランチャイズを検討されているときに、貴金属・宝石類が良いのか、携帯電話が良いのかについて並べて比較することで、ビジネスモデルの違いや今後の可能性などを確認することができます。

 

フランチャイズショーの意義②フランチャイズ専門家の話を聞ける

専門家の相談を受けられることも、加盟希望者にとって大きなメリットです。専門家と言っても様々な立場の専門家がいますが、自分が所属している「フランチャイズ研究会」であれば、フランチャイズ本部の立ち上げだけでなく、一般の方の加盟相談にも対応しています(自分は他の仕事で今回は不在です)。

他にも、創業融資を受ける際の日本政策金融公庫もブースを出していますので、創業融資の相談も可能です。他、フランチャイズ本部構築の専門家はいくつかブースが出ていますが、一般の加盟希望者の相談は受けないと思います。

 

フランチャイズショーの意義③無料セミナーが充実している

フランチャイズ加盟の前に聞いておいた方が良いセミナーは各日4本ずつ、合計12本あります。費用はかかりません。基本編、業種別、法人加盟、個別実務と内容も充実しています。
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自分は毎年「サービス業フランチャイズのトレンドと加盟の留意点」についてお話していたのですが、今年は他の仕事が入ってしまったのでセミナーも辞退しました。

 

フランチャイズは創業する際の選択肢の一つですが、注意しなくてはならないこともあります。もし、フランチャイズ加盟を検討しているのであれば、日経フランチャイズショーへの参加をお勧めします。
◆自己紹介

私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・これから創業したい

・フランチャイズに加盟してみようかと考えている

・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。

 

あとがき

日経フランチャイズショーは例年3月に開催されていたのですが、今年から2月に変更になりました。自分にとって、この時期なら花粉症の影響がないので是非やりたかったのですが。。。