経営理念の効用

昨日、30歳前後の女性社長さんとお会いする機会がありました。最近よくやっている補助金の申請のお手伝いです。社長さんの作成された申請書を読んでいて、経営理念の重要性を再認識しました。

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経営計画

補助金の申請というと、申請書のフォームに従って書くのだろうと思いがちですが、実はそうではありません。申請書という体裁ではありますが、経営計画を作る上で必要な要素を押さえていないと、良い申請書にはなりません。

経営計画を作る上で最初に必要になるのは「経営者の理念、想い」です。なぜ、その事業をやっているのか、事業を通じて何をしたいのかという点です。それがあって、その会社の「強み」が出てきます。最初から強みがあるのではなく、想いを実現するために試行錯誤しながら取り組んで行くことで、強い部分ができてくるのです。

経営計画では、想いがあって、強みや弱み、外部環境といったSWOT分析をします。その上で「経営上の課題」を設定して、課題解決のために、「補助金を使って」何をして、どういう効果が出るのかを書いていきます。どういう効果が出るのかという点については、未来のことなので確証があるわけではありません。ただ、想いの強さやその会社の強みを強調することで、「成果を出してみせる」という風に締めくくります。

 

フランチャイズでの起業

フランチャイズの場合、経営理念とか考えずに、受け身で事業をスタートしてしまうオーナーさんがいます。加盟したフランチャイズが需要を創造しながら大きくなっている段階であれば、それでも成功できます。ただ、多くは成長のペースが安定してきた段階のチェーンです。その場合に成功・不成功を決めるのは、オーナーの「こだわりとか理念」の部分ではないかと考えています。

こだわりの強いオーナーは、なぜその事業をやっているのかが明確です。フランチャイズは経営の指導をするシステムですが、オーナーの姿勢までは指導することができません。
その事業に取り組む理由が明確であれば、環境変化などでチェーン全体の成長が止まってしまっても、そのオーナーのリーダーシップによって従業員が付いてきてくれます。それによって、店舗が引っ張られ、現場から創意工夫が生まれてきますし、接客にもプラスに働きます。受け身な姿勢では直営店以下の店舗にしかなりませんが、オーナーの積極的な姿勢によって、直営店以上の超優良店になるのです。

まとめ

実績のない小さな会社の浮き沈みは社長のリーダーシップによるところが大きいです。フランチャイズに加盟して新たな事業をスタートされる場合でも、なぜその事業を始めるのか、その事業を通じて何を成し遂げたいのかという理念は持つようにしてください。

 

あとがき

今日は午前中に丸の内の東京商工会議所で打ち合わせをして、お昼をごちそうになりました。小洒落たカフェでのランチは美味しかったです。その後、東京駅反対側の八重洲のBMWに行って新しく出たモデルを見てきました。
普段は時間に追われて適当な食事で済ませているので、今日はテンションが上がりました。将来、あんな車に乗りたい!というモチベーションもわきました(笑)。