今日、フランチャイズ本部作りの件で、とある公的機関から相談を受けました。どうもリサイクルを手がけている事業者さんがいて、フランチャイズのことで相談を受けたので、専門家登録している自分に質問してきました。
その中で、「やっぱり、リサイクルの値付けには仕組みが必要なのでしょうか?」と質問されたのが一番印象に残りました。
その質問についてお答えしましたので、ブログにも書いてみます。
仕組みは絶対に必要です
リサイクルの値付け、中古品には決まった値段がありません。一番もうかるのは相手の足下を見て、極端に買いたたくことでしょう。
自分はネットで見た事業者に段ボールで5箱の本を送ったことがあります。付いた値段はなんと500円。振り込み手数料を引かれて、振り込まれたのは290円でした。
この値段を拒否したら5箱を着払いで返送すると言われたので、5000円以上かかってしまいます。仕方なく応諾したのですが、このやり方が一番儲かります。
ただ、このやり方を標準的なものとしてチェーン展開できるかというと疑問が残ります。店舗が増えれば増えるほど、悪評がたち、消費者センターのようなところから調査が入るようになります。こういうやり方は続かないのです。
誰もが納得する価格を付ける、価格の付け方の仕組みを作る。フランチャイズ展開には絶対に必要なことです。
仕組みづくりは「継続的な指導料」の対価です
もし、リサイクルのFCへ加盟を検討している方は、値付けの仕組み位は整っているFCに入ってください。仕組みのないフランチャイズに入ると、「継続的な指導料=ロイヤルティ」を払うのがばかばかしくなりますよ。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
(編集後記)
このブログは3月23日から始めました。もうすぐ1ヶ月です。