オフィスを移転しました〜フリーランスの仕事場所

8月より自分名義のオフィスを借りました。もっと早くこうしておけば良かったと感じています。

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フリーランスのオフィス(仕事場所)遍歴

自分は2008年12月に独立開業しました。その間、いろいろな形態のオフィスを経験してきました。

・自宅開業

・顧問先のオフィス(仕事の8割は顧問先の仕事)

・コワーキング

・コンサル事務所の間借り

・レンタルオフィス

 

自宅開業

自宅開業の良さはコストがかからないこと、生活しているスペースをそのまま使えて、通勤時間がかからないことです。

ただ、お客様は呼びづらいです。

独身の時はともかく、今は応接スペースもあるのですが、住宅街の中だとわざわざ来るのはいやがられます。
ただ、実際には朝起きてすぐだったり就寝前だったり、休日の仕事など、自宅で仕事することは多いです。

 

顧問先のオフィス

この時はハンズオンで支援していたつもりが役員になってしまいました。とても良くしてもらったのですが、毎日通勤しなくてはならず、サラリーマンに戻った気分でした。

また、先方のオフィスでおおっぴらに他の仕事のやり取りをするのは気が引けて、自然と相手先の仕事が中心になっていました。役員にしてくれて誠意を感じましたが、解消させていただきました。

 

コワーキング

コワーキングは家賃が安いのが最大の魅力です。ただ、周りにはいろいろな人がいるので、周りに気を遣ってしまいます。また、イベントが割と多く、自分が使いたいときに使えないということもありました。自分の場合、周りの方との交流よりも自分の仕事に没頭したいので向いていませんでした。

 

コンサル事務所の間借り

コンサル事務所の間借りは立派なオフィスの一角を使わせてもらうというものです。自分では借りられない立地で、立派なお部屋でした。お客様がいらしても誇らしい気分になります。

ただ、周りからいろいろと聞かれるのには閉口しました。ひどい人になるとイヤホンして仕事しても外すよう言われますし、事務所のボスから「先生面しているんじゃない」と呼び出されて説教されたこともありました。自分は純粋に仕事場所が欲しかったのですが、周りからすると無駄話をしたり、その事務所のイベントに参加したりという点が求められていたようです。

その事務所を間借りしたのは、事務所で取った案件を紹介するという触れ込みだったのですが、案件を分けてもらうには事務所の案件を優先すること、つまり他の仕事はそれほど取らないことが条件でした。自分の場合にはそういう訳にもいかず、自分で取ってきた仕事をやってました。
最後の方は、事務所に行くだけで舌打ちされる始末でした。家賃もそれほど安くなかったので、苦い思い出です。

 

レンタルオフィス

レンタルオフィスは外資系の施設、国内の事業者の施設を複数見せてもらいました。外資系は施設が立派なのですが、料金が高いです。会議室やインターネット、プリンターの利用が別料金で最初の値段よりも跳ね上がります。

外資系の施設は立地が良いことから、バーチャルオフィスとしては良いと思いますが、実際に仕事するための事務所だとコスト高を覚悟する必要があります。

今回は国内の事業者の施設をお借りしました。1人用だとブース(部屋の上が空いていて、証明や空調は共通)のタイプが多くて安いのですが、自分は周りの声が聞こえる環境は耐えられそうもないと思ったので個室にこだわりました。

個室だと空調の自由がありますし、多少は音を出しても大丈夫です。電話がかかってきたり、スカイプで打ち合わせをしたりということがありますので、個室にして良かったです。

 

自分のような士業だと自宅でも十分オフィスとして機能しますが、お客様との打ち合わせスペースは必要ですし、休みの日でも仕事ができることは重要です(家でもできますが、家族に申し訳ない気持ちになります)。
コストはかかるのですが、レンタルオフィスをお借りできて良かったです。

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。

・補助金や事業計画のサポート

・売上増加につながるご支援

難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

夜にテレビを見ながらブログを書くことが多いのですが、今日は事務所でブログ執筆です。やはり仕事効率が全く違います。