人口の減少が始まった〜国勢調査より

5年に1回の国勢調査の人口速報が公表されました。2010年から2015年で人口が約94万人減ったようです。人口減少社会の到来です。

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↑平成27年国勢調査人口速報より

高齢化社会=多死社会

高齢化社会というフレーズは聞き慣れていると思います。ただ、人口の減少が始まったと言うことは、人が生まれるよりも亡くなる方の数が上回るということに他なりません。2015年は段階の世代と言われる第一次ベビーブームの方が全員65歳以上になった年でしたが、その世代もだんだんと年を取り、あと20年も経つと平均寿命を超えてくるので人口減少に拍車がかかるようです。

 

人口減少のインパクト

自分は只今45歳ですが、子供の頃から年々豊かになっていく中で育ってきました。自分の後に第二次ベビーブームが控え、子供の数がどんどん多くなっていきました。

しかし、今は子供の数がどんどん少なくなって、お年寄りがどんどん亡くなっていく社会になりました。

 

人が生まれれば、そこから子育てに伴って何かとお金がかかり、社会全体で子供を育てていきます。そして、子供が社会に出て働くようになることで社会は潤います。逆に、人が亡くなるということは、お葬式が終わってしまえば支出は無くなります。子供が産まれることで経済が大きくなるのですが、お年寄りが亡くなれば確実に経済は縮小します。

人口減少の局面になったことで、日本経済の縮小が改めて示された形です。国内経済の減少に変わって、海外市場に目を向けないとなりません。

 

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

昨晩何とか確定申告の書類が出来ました。今年に入って会社を作ってからは税理士さんと一緒に経理をやっていて、日頃から会計ソフトの入力を行っているので、最後のバタバタからは解放されそうです。