中堅以下の事業者は得意分野を絞る〜マツダを巡る報道より

今日の日経新聞1面に「マツダ、ミニバン撤退」という記事が出ていました。マツダであれば撤退しなくても・・・と思ったのですが、より有望なSUVに集中するようです。

 

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マツダのミニバン

マツダのミニバンといえば、MPVやプレマシーがあります。そこそこ売れているような気がするのですが、次期モデルは開発しないという方針だと報道されていました。
2000年位から車の主力がセダンからミニバンに移って、どこのメーカーもミニバンだらけになりましたが、最近は売れ筋がSUVに変わったことから決断されたようです。

マツダのミニバンは3車種で年間1万6千台と、2010年から比較すると4分の1に減少していたようです。確かにミニバンといえばトヨタか日産というイメージですので、これから挽回するのは難しいという判断になったのでしょう。

 

中位メーカーはラインナップを絞る

車種を絞るという点では、富士重工業(スバル)が軽自動車の生産を止めたというニュースを思い出します。スバルもSUVやワゴンに絞って、「スバリスト」というライフスタイルを含めて、ブランドイメージを絞っています。

三菱自動車もPHV(プラグインハイブリッド)の開発に絞っています。一斉を風靡したパジェロでさえも、新規開発はストップしています。

 

中小企業は強みを明確にする

中小企業はそもそも全てのラインナップを揃えることはできません。得意分野を研ぎ澄まし、得意分野で付加価値を出していくことでしか、大手に対抗することはできません。

最近のマツダ車のブランドイメージがあれば、ミニバンもそこそこ売れるような気がするのですが、「捨てる勇気」を発揮されるようです。マツダほどのブランド力も持っていない中小の事業者は一層得意分野に絞るべきでしょう(私も含めてです)。

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

冒頭の写真、昨年の東京モーターショーのプレビューデーのものです。一番人気はマツダのブースで、赤い車がずらっと並んで壮観でした。