スモールビジネスの集客〜自分が何屋さんなのかを示す

先日、旅行代理店のホームページについて相談を受けました。集客に役立つホームページを作りたいということです。

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集客できて、売上につながるホームページ

相談を受けた会社からはネット広告について意見を求められました。集客に効果があって、売上につながるホームページを作りたいということです。ネット広告はホームページのアクセス数を上げるのに効果がありますが、必ずしも売上に効果があるとは限りません。

 

ネット広告が効果を発揮するとき

ネット広告はキーワード検索などで検索の上位に出てくる広告、ポータルサイトなどにバナーを表示させる広告があります。気軽にできるのは前者のキーワード検索に連動した広告です。

ただ、広告で一般の方を誘導してきても、掲載しているホームページの設計ができていないと、広告の効果はそれほどありません。効果を発揮するのは、検索して問題解決を図ろうとする方にある程度の情報を提供した上で、さらに興味を持ってもらえるようなコンテンツが用意されているときです。

通常は、ランディングページが作られていて、セミナーや著書を紹介する内容になっています。

 

先ずはホームページをしっかりと作る

ホームページが作られていても、その内容が相手に興味を持ってもらえないと意味がありません。自己紹介的な内容では、せっかくアクセスしてきても「ふーん」という感じで終わってしまいます。

やはり、自社で提供するサービスがどのようなものなのか、その会社に依頼するメリットがはっきりと示されていないと、なかなか次のアクションである「問い合わせ」にはつながらないと思います。

 

冒頭の旅行会社の場合

相談を受けた旅行会社では、個人客のインバウンド手配、法人向けのセミナー開催に伴うバックヤード業務、VIP用の各種手配サービス、業務渡航(片道の航空券や現地の交通機関手配など)と様々な業務をされていて、どこが得意分野か分からない作りになっていました。

まずは、一番の得意分野を紹介した上で、派生する他の業務にも対応できる旨を案内してはどうかという提案をしました。ホームページを見ている人が「何屋さん」か分からないと、その次につながらないものです。

 

スモールビジネスの鉄則は得意分野を絞って訴求することです。スモールビジネスのマーケティングについてのお問い合わせ、当方の得意分野ですので、お問い合わせください。

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。

・補助金や事業計画のサポート

・売上増加につながるご支援

難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

今日から3日ほど郊外の施設で研修のお仕事です。夜になると開放されますので、読書して過ごします。