ジャイアンツ相川選手の引退試合at神宮球場

今日はヤクルトスワローズと読売ジャイアンツの双方の最終試合。自分が応援するスワローズは真中監督の退任が発表されていることもあって、指揮を執るのも最後でした。ただ、テレビを見ている限り、今日の主役はジャイアンツの相川選手でした。

↑本日は神宮に行けなかったのでテレビ観戦。FA時に交換でスワローズに来てくれた奥村選手(背番号56)も胴上げに参加

相川選手の功績

相川選手はこの3年間はジャイアンツで控え捕手でしたが、その前はヤクルトスワローズに6年間在籍し、宮本選手と共にチームを牽引してくれる選手でした。ベイスターズから移籍してきた外様の選手でしたが、キャプテンに任命されてチームを引っ張ってくれました。

チームが若手捕手に強引に世代交代を進めたこともあって、FA宣言で巨人に移籍しましたが、ファンからは愛されていた選手です。ポジションを受け継いだ形の捕手は伸び悩んでいるところですので、そのまま残って欲しかったのが本音でもあります。

 

相川選手が愛された理由

相川選手は身体を張ったプレーが持ち味でしたので、怪我の多い選手でした。東日本大震災があったシーズンに右手親指を骨折しながらも最後まで離脱せずに試合に出ていたのは驚きました。その年は要の宮本選手も右手を骨折しながらも試合に出続け、プロ魂を感じた年でした。

ヤクルトの捕手としては古田選手は別格でしたが、6年の在籍の割には記憶に残るプレーヤーでした。

 

真中監督の退任

真中監督は、生え抜きのプレーヤーで2001年の優勝メンバーの一人です。ただ、主軸だった年は何年も無いので、そこまでの印象はありません。2015年に就任初年度で優勝しましたが、前任の小川監督時代にまいた種が出たこともあり、主力選手が怪我せずに揃っていたことやライバルが自滅した年でもありました。

野村監督が優勝したときは優勝メンバーという財産を置いていってくれましたが、真中監督は世代交代に消極的で、中堅選手が負けても成績が出なくても固定されていたので、チームから競争意識がまるで無かったです。最終戦もほぼフルメンバーで臨んだものの6-3から6-10に逆転負け。若手選手中心のオーダーを組んだジャイアンツに完敗です。どうせ負けるなら活きの良い若手を見たかったです。

一応、ジャイアンツとは同じ東京を本拠地にしているのでライバル心はあるのですが、今シーズンは7勝17敗と大きく負け越しました。ジャイアンツにこれだけ一方的にやられるのはジャイアンツ出身の高田氏が監督の時以来だと思います。

相川選手の時は球場全体が大盛り上がりで両チームの選手で胴上げしていましたが、真中監督の胴上げは球団がセレモニーとして用意していたので淡々という感じでした。

プロ選手は取組姿勢や生き様が感動を生む

ヤクルトスワローズの引退試合と言えば、若松・池山・古田・宮本の引退試合が強く印象に残っています。この選手達はミスタースワローズというか、チームを引っ張ってくれました。そして、監督としても野村・若松・小川監督の時が印象に残っています。退任するときに胴上げセレモニーまで用意されたのは真中監督が初めてだと思いますが、正直、功労者というよりも汚点を残して退任されるので、「やれやれ」という想いしかありません。プロスポーツは感動を残せるかどうかが重要です。

自分はプロのスポーツマンではありませんが、経営者にどれだけインパクトを残せるかでお金をいただいていると思っています。コンサルタントは黒子であり、成果は全て経営者に帰するのですが、少しでもお役に立ちたいなと願いながら活動しています。

 

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・これから創業したい

・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい

・フランチャイズに加盟してみようかと考えている

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。

 

あとがき

今年は最下位独走のスワローズ、勝率は3割ちょいでしたが、いつも神宮球場は満員でした。カープやタイガース、ベイスターズといったチームが盛り上がっている面もありますが、スワローズを応援する一塁側もいつも一杯でした。

真中監督、勝負師としてはあれでしたが、集客面では成果を残しました。