売上の読める月と読めない月〜中小企業診断士の売上

自分のようなフリーの中小企業診断士にとって避けられないのは売上の増減です。固定の仕事もしていますので、収入ゼロは無いですが、かなりの浮き沈みがあります。

独立している中小企業診断士の収入

中小企業診断士の多くは「企業内診断士」と言われる方々です。資格を取るのにある程度の地頭が必要になりますので、多くはそこそこの大学を出て、そこそこ知名度のある会社にいるケースが多いです。その場合、中小企業診断士を取得することでポジションアップすることが多く、あえて独立しないでやっている方が多いです。

独立すると、サラリーという固定収入は無くなりますし、顧問収入だけというよりは、スキルやノウハウを買われていろいろな仕事をしていることが多いです。コンサル、研修、講演、調査執筆、役員就任などです。公的機関では資格を取得していることが大前提ですが、その他では資格と言うよりは能力が評価されます。

そのため、今月はこのような仕事があるなと売上の見込みが立つ月もあれば、売上の見込みが立たない月もあります。また、スケジュールに余裕があれば、新しいことに挑戦したり、営業に精を出すこともあります。

 

売上の読める月

売上が読めるというのは、大型の仕事が前から決まっている月です。自分の場合は、今月は延べ16日の研修が入っています。GWもありましたので、平日はほぼ空いていません。研修の場合は、準備に時間が取られますが、始まってしまえばその仕事に集中すれば良いので売上が読めるというか確定します。研修のスケジュールが決まるのは半年位前になるので、年初に計画をする際、ありがたいことです。

ある程度売上が確定するので、1年間の収支を予想できます。

 

売上の読めない月

予定が空いていれば、ある程度はスポットの仕事が入ってきます。また、ある程度空けておかないと新規案件の対応をすることができません。そのため、全ての月で予定を完全に埋めてしまうことにもリスクはあります。

事業の宿命として、新しいことにチャレンジし続けないといずれ現状の仕事も無くなってしまうからです。ご高齢の先生だと自分ができること、大先生でいられるポジションを死守してきますが、自分は大先生と言われる立場でもないので、新しいことに挑戦しています。

ただ、仕事を絶えず引き寄せるための仕組み作りについては十分にできていないのが現状でして、その辺りは課題でして、今年の後半には取り組みたいなと考えています。

 

今月は研修月間で中小企業診断支援の現場から離れますので、ブログの内容も現場から離れることが増えるかもしれません。

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・これから創業したい

・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい

・フランチャイズに加盟してみようかと考えている

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。

 

あとがき

連休明け!そうは言っても昨日から研修施設に宿泊して準備していましたので、あまり実感はありません。今は研修を乗り切ることに集中しています。