アスリートのプロ化はビジネスパーソンにも波及するか?

体操の内村航平選手やレスリングの吉田沙保里選手がプロ宣言して、所属企業を退職しました。プロ宣言はアスリートに止まらず、ビジネスパーソンにも通じるものがあるのではないかと感じました。

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自分がフリーになった理由

自分は元々鉄道会社で旅行の仕事をしていました。公務員になろうか迷って入社したのですが、入社して早々に違和感を感じていました。違和感の要因は、極端な「年功序列」です。おまけに前近代的な組合組織もあり、正直苦痛でした。

その後、友人が立ち上げたITベンチャーに飛び込んだものの体調を崩してしまい、転職することになりました。そうなると会社に愛着があるわけでもなく、会社からは高い成果だけを期待され、会社員という働き方に疑問を感じました。

自分の場合は、中小企業診断士という資格を取れば、様々な企業様のサポートをさせていただくことで独立できないかなと考えました。

 

フリーランスになるということ

フリーになれば、会社員と違って何かに束縛されることはありません。体操の内村航平選手にしても、レスリングの吉田選手にしても、国民的な知名度を誇る世界のレジェンドですので知名度抜群であり、どうしても会社のイベントには顔を出す義務があります。そして、それほど実績の無い選手と比べて、ボーナス以外ではそれほど給与に差もないでしょうから、自分を試してみたいと考えても不思議ではありません。もちろん、プロ宣言をすることでこれまで以上に年収も上がるでしょうし、時間の自由が効くようになるでしょう。それだけでなく、後進に道を開こうという考え方もあると思います。

 

資格を保有してフリーになった場合

中小企業診断士という資格を保有していても、実際の仕事は様々であり、自分の場合は公的機関の仕事の比率が多いです。商工会議所や中小企業大学校などから定期的にお仕事をいただき、これらの機関とつながりを持つことで、定期的に仕事が入ってきて、様々な経験を積むことができます。

これらの機関で仕事をするには、何らかの国家資格を保有することが前提条件になりますので、資格は必要でした。ただ、資格はスタートラインでしかなく、そこから資格保有者間での競争になります。公的機関の仕事をしながら、その他の顧問先を抱え、プロジェクトに関わったりというのがこれまでの活動です。

 

会社員の場合

自分の周りだと、保険の営業をされている方が半独立というか、本人の裁量次第でできるスタイルです。会社の営業マンとして名刺を持ち、商材を販売するものの、収入については自己責任です。全くのフリーランスであれば、商品を自分で作って磨き上げていく必要がありますが、半独立という働き方だと商材や商材のブランド力は会社が責任を持ちます。

フランチャイズも似たような仕組みですが、お店を作って従業員を雇用する分、最初に投資が必要になります。

独立・起業をお考えの場合、前者のようなスタイルで「半独立」を経験してみるのも良いと思います。自分の場合も、鉄道会社を辞めてからしばらく彷徨ってしまい、自分の力で稼ぐということを真剣に考えた結果、資格取得の勉強に励みました。ただ、いきなり会社を辞めても心の切り替えは難しいので、会社の所属を離れるということをじっくり考える期間をどこかで持っても良いかもしれません。

創業をお考えであれば、ご相談にのりますので、お問い合わせください。

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・これから創業したい

・フランチャイズに加盟してみようかと考えている

・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。

 

あとがき

どうも胃腸の膨満感に悩んでいます。運動していないのが一番の原因ではないかと感じています。