セミナーで緊張せずに話すには(自分が克服できた要因)

人前で話をするのは緊張するものです。自分も緊張する性質で、人前で話すなんでとんでもないと思っていましたが、今は割と平気になりました。自分が克服できた過程について記してみます。

自分が考える、人前で緊張する理由

自分は「緊張は不安から生まれる」と感じています。大勢の前で緊張するというのは、「自分の話で大丈夫だろうか?」という感情から出てきます。したがって、独立開業した直後はとにかく緊張しまして、セミナー前には何回も何回も練習していましたし、セミナー中も大汗をかいていた記憶があります。

 

緊張の克服には

先輩方からは「場数をこなせば緊張しなくなる」とアドバイスをいただいていました。本当にそうなのかなと思うくらい緊張していたのですが、確かにその通りで、出だしさえ乗り切ってしまえば落ち着いて話せるようになっています。緊張を克服できた要因について自分なりに分析してみます。

 

緊張の克服①徹底的に準備する

話をする内容に不安を持っていると、どうしても緊張します。そのため、自分は早口になってしまった時のために「予備のコンテンツ」を含めて準備します。自分の感覚だと、練習していたときよりも10分は前倒しになってしまいます。それは緊張して早口になるというよりは集中して話をすることで説明が簡潔になってしまいます。本番で早く終わる傾向があることが分かっていますので、その分のコンテンツを用意して、必要が無ければ使わないようにして時間を調整しています。

 

緊張の克服②普通に話した方が相手も分かりやすい

自分がセミナーで喋るようになってから、人のセミナーなども注意深く聞くようになりました。その結果、特別に力んで話している方の話は聞いている方も気楽に聞けなくなることに気づきました。その後は気負わずにゆっくりしゃべったり、途中で水を飲んだりして「脱力」を心がけています。

 

緊張の克服③セミナーでクレームになることはほぼない

自分にとって、セミナーは何か情報収集に行くものであり、何か新しい知識をいくつか仕入れることが出来れば十分というものです。これが資格を取るための学校だったりすると先生の話を全て吸収しようとするものですが、セミナーだと聞いている方も割と気楽に聞いています。

これまで何回もセミナーをしてきていますが、クレームになったのは1回だけです。その1回はコンビニエンスストア本部に関する調査結果がでていたので、本部にとって不都合だった部分を強調しすぎで、コンビニ本部の方から後からクレームになったという事でした。直接自分に言われたことではないし、相手も立場があってのことなので仕方ないと考えています。

 

緊張の克服④人前で話せる経験(事例)が増えた

一番大きいのは、人前で話をする際に事例を紹介することができるようになり、余裕が出たことかもしれません。抽象的な内容や心構え的なことばかりを話すのではなく、事例を紹介することで聴いている人の注意を引きつけることができるようになりました。事例についてはこちらも気楽に話すことができますし、聴いている方も興味深そうに聴いているというのが伝わってきますので、自分にとっては冷静になることができます。

 

このように緊張しなくなった理由を書き連ねてみましたが、結論は「場数を踏む」ということなのだと思います。コンサルの仕事をしていれば、コンサルで得た経験を紹介するという場面もありますので、ご参考にしてみてください。

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、経営革新等認定支援機関の登録をしているビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

得意分野はフランチャイズの本部立ち上げですが、会社の成長につながる経営計画作り、補助金申請など、ビジネスの成長、新規立ち上げをサポートしています。

・創業時の創業計画、創業融資獲得

・店舗の収支改善、集客、多店舗展開・フランチャイズ展開→ハンズオンで支援します

・資金調達のための事業計画(銀行から言われたら一緒に作成します)

・日本政策金融公庫の経営力強化資金(通常より低利です)

・新しいことに挑戦する経営革新計画、経営力向上計画

・ものづくり補助金など、補助金申請

・会社の成長戦略を描くための早期経営改善計画(費用の3分の2は補助金使えます)

特に得意なのはサービス業、リサイクルビジネスです。

このブログは情報発信のために平日はほぼ毎日書いています。

 

あとがき

今日はフランチャイズ比較フェアのセミナーに登壇しました。朝一番ということと、それほど告知されていなかったので、比較的参加人数は少なかったのですが、皆さん熱心に聴いてくれました。