中古車の月額制サービスについて、以前にガリバーが運営する「NOREL」を紹介しました。洗濯機の利用についても月額サービスが始まったようです。
Araeru〜日建リース工業が運営する会員製ランドリーサービス
日建リース工業株式会社は2015年9月期の売上が660億円ある大手企業です。建設用資材や建設機材、ユニットハウスなどのリースが本業です。同社が東京・早稲田で運営を始めたのが会員制のランドリーサービスです。月額で4,000円、3ヶ月だと11,600円で使い放題になるようです。
https://www.araeru.jp/Portal/Display
ランドリーとドラム式洗濯機の費用比較
最近コインランドリーのフランチャイズが相次いで開業しています。自宅の洗濯機ではできない大型のランドリーがあるので、洗濯と乾燥が1時間でできるのが魅力なようです。洗濯時間や費用について比較してみます。
(自宅にドラム式洗濯機を購入した場合)
・洗濯+乾燥時間 3時間(購入時、購入して7年経つと4時間かかっています)
・購入費用 7年前に約20万円かかりました。
・水道代 2ヶ月で6千円ほど(家事やシャワーでも水道代を使いますが、半分は洗濯機だと思います)
購入したときは節水機能が効いていましたが、今は必要以上にすすぎに時間がかかり、水道局から問い合わせが有るくらいです。それでも2ヶ月で6千円くらいですので許容範囲でしょう。
・維持費 購入して5年で修理をお願いしました。その時に3万円かかっています。
今の感じだと来年買い換えが必要になりそうで、8年使用だと年間2.5万円かかった計算になります。水道代や電気代もかかるので、その他に年間3.6万位掛かっています。
概算ですが、年間で6万円かかる計算です。
(コインランドリーの会員制サービス)
月額4,000×12ヶ月=48,000円
シェアリングエコノミーの有効性
このように、ドラム式洗濯乾燥機を購入して自宅で洗濯するより、シェアリングサービスを使った方が安いという考察になりました。
以前の中古車シェアリングでも月額5万弱でメルセデスやBMWの中古車に乗れるサービスを紹介しました。BMW3シリーズの中古だと登録から5年以内のものであれば300万円前後かかりますので、月額5万円で60回支払うと300万円になります。もちろん、中古車は何年使っても自由ではあるのですが、輸入車は中古になるとトラブルが発生するようになり、修理代もかかるようになってきます。
常にそこそこ新しい車種に乗り続けられるという点でメリットは大きいです。今回紹介するドラム式洗濯乾燥機についても、1時間で洗濯と乾燥が済むのであればメリットはあるのではないかと思います。
シェアリングエコノミーが広がることで、民泊を始め、様々なビジネスチャンスが生じてきています。事業としてなりたつかどうかの確認や助言もいたしておりますので、ご相談ください。
◆自己紹介
私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。
・これから創業したい
・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい
・フランチャイズに加盟してみようかと考えている
こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。
あとがき
こんなことを書いていたら、自宅の洗濯乾燥機の買い換えを検討しなくてはという気になりました。購入した頃は便利だったのですが、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥のいずれの工程もやたら時間がかかるようになり、様子を見ながらでないと使えず不便を感じています。