多店舗展開支援①、多店舗展開の手法について

最近仕事のことを書いていなかったので、仕事の事を不定期のシリーズで書いてみます。

多店舗展開のやり方

多店舗展開として、どの位の店舗を出していくのかによってやり方が異なってきます。直営で店舗を出していく他には、代理店契約をして増やす方法もありますし、フランチャイズ契約をする方法もあります。それぞれのメリットとデメリットを記載してみます。

 

直営店のメリット、デメリット

資金と人材を豊富に用意できるのであれば、直営展開が一番良いです。ホントに儲かる事業であれば、他社にやらせるよりも自社でやるべきですし、店舗運営について社内の方針を徹底することができます。方針転換をする際、命令一つで新しいやり方に従います。

ただ、全ての店舗を自前で用意しなくてはならないので、人材の育成と資金力が課題になります。店長を次々に育成するのはよほど優れた教育システムが必要ですし、店舗が軌道に乗るまでの資金が必要です。

 

代理店のメリット、デメリット

代理店という形で商材を提供する場合、商材を販売してくれる先を見つければ良くて、商品の販売に関すること以外に義務はありません。そのため、優れた商材であれば販売先を見つけることはフランチャイズ契約ほど難しくありません。

ただ、商品の販売以外に縛りが無いのが普通ですので、相手がどれだけ本気で商材を販売してくれるかは未知数で、そのあたりがデメリットといえます。

 

フランチャイズのメリット、デメリット

フランチャイズの場合は、本部が持つ商標を用いて直営店かフランチャイズかが分からない状態で営業します。本部からすれば、一気に店舗を増やすには最適で、店舗を出す費用や人材は加盟店が負担します。

フランチャイズの場合は契約次第で、店舗内装やオペレーションを直営と全く同じにもできますし、副業として開業するタイプもあります。本部が主導権を持って展開していくことができます。

一方で、加盟店に対する「継続的な指導」が月々受け取るロイヤルティの対価になりますので、加盟店に対する責任が重いとも言えます。

 

多店舗展開をしていくことで、1店舗当たりの集客コストや仕入れコストを下げることができますし、評判の良いチェーンであれば採用もしやすくなります。多店舗展開のやり方は一つではありませんのでご興味がありましたらお問い合わせください。

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・これから創業したい

・フランチャイズに加盟してみようかと考えている

・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。

 

あとがき

今年は正月も仕事していましたので、この週末は骨休めに沖縄旅行です。天気が良くなさそうで残念ですが、花粉が飛んでないだけでもありがたいです。