日経フランチャイズショー、契約書のセミナーに登壇します

中小企業診断士、FC×事業計画作成支援コンサルタント山下です。

3月に東京ビッグサイトで開催されるセミナーに登壇します。

 

日経フランチャイズショー

フランチャイズ本部が集まる展示会はあちこちで開催されますが、日本経済新聞社が主催しているフランチャイズショーは位置づけが違います。他の展示会はネットなどで比較サイトが運営しているものになりますので、ブースに詰めているフランチャイズ本部については「大丈夫かな」と思う所も正直あります。

フランチャイズショーは、出展希望の本部について事前審査がありますので、100%大丈夫とは言いませんが、フランチャイズ本部としての体裁は整っています。

 

フランチャイズ本部の条件

フランチャイズは加盟金やロイヤリティを加盟店から徴収する代わりに、加盟店の指導という義務を負います。従って、加盟店の指導が出来る状態なのかどうかが最初に問われます。

具体的には、本部自体が成功しているのかということと、成功の方程式ができているのかどうか、他者にも成功してもらえるだけの指導体制を築けているのかということです。

・本部自体が成功している→複数店舗を黒字経営している実績がある

・成功の方程式がある→単なる目新しさということでなく、集客の仕方、黒字経営の道筋がある

・指導体制がある→店舗指導のSVがいて、常に張り付かなくても外部から加盟してきた方の店舗の運営、黒字化に向けた指導ができる

 

今回担当するセミナー

自分が担当するセミナーのテーマは「フランチャイズ加盟時に知っておきたい、フランチャイズの契約知識」です。契約書の内容を正面からお伝えするのは初めてです。

これまで担当していたのは「フランチャイズの業種別トレンド→主にサービス業」「フランチャイズ加盟時のステップ」などでしたので、加盟者向けに一歩踏み込んだ印象です。

このセミナーのセールスポイントは、フランチャイズの契約を締結することの意味合いを考えてもらうことです。契約は権利と義務が表裏の関係でつきまといますので、どういう義務を負うのかを改めて認識していただきます。

 

セミナーの内容

セミナーは大きく4つの章から構成されています。

・フランチャイズ契約のトラブル事例

・フランチャイズ契約の原則

・フランチャイズ本部が提供するべき情報、法律での規定

・おさらい:フランチャイズ契約、よくあるトラブル

 

トラブルという文言が4章の中の2章に入ってきますが、実はそれだけトラブルが多いのです。本部も加盟店も両方がもうかって共存共栄だったら良いのですが、なかなか理想通りに行かないのが現実です。どちらかが良くない状況になるとトラブルになってきます。

ただ、フランチャイズ本部はいろいろな加盟店を見ていますので、トラブルとしてとらえることはそれほどないのですが、加盟者側にとってはトラブルは人生を左右するものになってきます。

このセミナーではトラブルになる箇所を示してあげて、契約する際の覚悟を決めてもらうのが目的です。フランチャイズに加盟して成功している人は沢山いますし、自分一人で商売を立ち上げるよりはよほど良いと思っていますので。

 

もし、このセミナーにご興味がありましたら、フランチャイズショーのサイト→セミナーから申し込んでください。無料ですので、おそらく満員になると思います。

セミナーの案内は→こちら

また、フランチャイズの本部作り、加盟検討でご相談がありましたら「問い合わせフォーム」よりお問い合わせください。契約して失敗するよりはよほど良いと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、経営革新等認定支援機関の登録をしているビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

得意分野はフランチャイズの本部立ち上げですが、会社の成長につながる経営計画作り、補助金申請など、ビジネスの成長、新規立ち上げをサポートしています。また、最近、スモールM&Aのサポートも始めています。

・創業時の創業計画、創業融資獲得

・店舗の収支改善、集客、多店舗展開・フランチャイズ展開→ハンズオンで支援します

・資金調達のための事業計画(銀行から言われたら一緒に作成します)

・日本政策金融公庫の経営力強化資金(通常より低利です)

・新しいことに挑戦する経営革新計画、経営力向上計画

・ものづくり補助金など、補助金申請

・会社の成長戦略を描くための早期経営改善計画(費用の3分の2は補助金使えます)

・スモールM&A(外部への会社/事業売却)のお手伝い

 

あとがき

2月も下旬、ずいぶん温かくなってきました。重度の花粉症なのですが、出歩くときに「花粉症用メガネ」をかけているので、ずいぶん楽です。