独立開業はリスクと隣り合わせ〜創業融資を受けた後に一時就業不能に

創業融資の支援をした方が網膜剥離を煩いました。目を使うサービスなのでしばらくは本格的に仕事できないということでした。

経験者の創業は融資が認められやすい

自分がお手伝いしたとき、最初は自己資金400万、借入で500万調達したいという相談でした。お話を伺う中で、既に雇われ店長で繁盛店を作った経験があり、その経験を元に開業したいということだったので、借入を600万円に増やし、自己資金300万円にして計画を作るよう助言しました。

この方は既に繁盛店を作ったという経験がありましたので、その位は大丈夫という判断をしましたし、将来に何が起こるか分からないので手元に資金を残しておくようにじょげんしました。

 

内装工事に入ったところで網膜剥離

その方は格闘技や激しいスポーツをしていたわけではないのですが、突然視界が狭くなって病院に行って、網膜剥離を発症したことが分かったようです。物件を契約して内装工事がもうすぐ終わるというタイミングで、3週間入院したと言っていました。

手術したのは昨年10月で、その後も2回手術して、今でも本調子では無いようで、店舗こそオープンしたものの、無理が出来ないのでひっそりとオープンしていました。サービス業には似つかわしくないサングラスを掛けてのサービスですので違和感がありました。

 

最後の頼りは手元の現金残高

この方の場合は、こちらからのアドバイスで計画上は控えめに売上を見込み、費用は多めに見積もった計画を作成しました。ただ、店舗のオープンが3か月遅れ、その間も店舗の家賃を払っていましたし、3回も手術をしたので手元の資金が乏しくなったということです。

計画作成時に100万円手元に置いておかなかったら、この時点で危なくなったということです。

ただ、店舗家賃とその他の経費を払い、借入の返済が始まれば、100万円では3か月持つかどうかです。仕事が出来ない分、親戚等を頼ること、金融機関に事情を話して、返済猶予を検討してもらえないか、手元現金を確保することを助言しました。

 

昨日も書きましたが、自分一人で仕事をしていくとなると、健康が全ての基礎になります。その方は目に負担を掛けられないので、仕事もできなければ、パソコンなどを見ることもできないということです。体力作り、健康管理、ストレスのない生活を心がけていこうと思います。

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、経営革新等認定支援機関の登録をしているビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・創業:創業資金を確保するための事業計画を作りたい

・新事業挑戦:新しい事を始めるための計画を作りたい。事業評価を行いながら失敗しないように取り組みたい。補助金や融資など、これからの事業に必要な資金を調達したい

・多店舗展開、フランチャイズ:これから事業を大きくしていきたい。組織を急拡大したい

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。まずはご相談だけでも問題ありませんので、お気軽に問い合わせていただければ。何らかのヒントはご提供できると思います。

 

あとがき

自分がこうして仕事できているのはラッキーの積み重ねです。自分が支援した方はよほど手堅く計画立てていただけに、驚きました。