独立開業後も組織で働くことが多い・・・中小企業診断士の働き方例

自分が中小企業診断士として独立開業して9年になります。その間、組織に属したり個人で仕事をしたりということを繰り返してきました。

中小企業診断士、独立後のキャリア

自分はサラリーマンを辞めた後も、何回か組織に入って仕事をしています。中小企業を支援する公的機関の職員になったり、常駐マネージャーになったり、民間企業の常勤顧問になっったりして、組織から安定した給与をもらっていた期間が全体の6割くらいです。

会社を辞めて独立したはずなのに、組織にどっぷり入って仕事する方が多いというのは自分でも意外です。

 

独立後も組織で仕事するケース

独立してから組織で仕事するのは、1年契約での仕事です。公的機関で、3年+半年+2年やらせていただき、民間企業の常勤顧問を2年やりました。独立しているのに、1つの組織にどっぷり入って、他の仕事をしないで組織の仕事をするのは不思議な感覚です。独立はしているものの、翌年の保証はないわけで、どの組織も辞めた後が大変でした。安定の後は何も無い状態になり、しばらく仕事が入ってこなくなります。組織で仕事している間は外部の仕事を断るので当然ですが。

 

組織の仕事が続かない理由

独立後も安定した組織の仕事があるのは大変ありがたいです。サラリーマンではないのでフルコミットは求められず、時間は定時で終わり、部下の管理とかはありませんので、純粋にビジネスパーソンとしての能力だけが求められます。

人並みには仕事をしていたとは思うのですが、組織で仕事すると理不尽なことも多く、1年は我慢しても2年目になると次のことを考えてしまいます。そもそも、理不尽に対する耐性が高ければ今でも会社員をしていますので、組織で我慢すること自体が全くできないのだと思っています。

 

自分の見た目と実際のミスマッチ

普通は独立してやっていれば、自分から求めない限り組織での仕事は入ってきません。自分の場合は、自分では向いていないと思うのですが、どういうわけか人を通じて仕事の紹介があり、断るのも角が立つので引き受けるということを繰り返しています。

ただ、自分で会社員を辞めている位ですので、自分自身は組織にたいする耐性が無いと思っています。

 

中小企業診断士という資格はビジネスパーソンとしての能力を示す物でもありますので、組織から引き合いが来るのも自然なことではありますが、組織での勤務スタート→退職を繰り返すのは良いことではありません。

この3月で組織の仕事を止めますが、今度は自分に見切りを付けて、組織の仕事はしばらく止めておこうと感じています。

浮いた時間で、顧問先の仕事に入り込もうと思います。

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、経営革新等認定支援機関の登録をしているビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・創業:創業資金を確保するための事業計画を作りたい

・新事業挑戦:新しい事を始めるための計画を作りたい。事業評価を行いながら失敗しないように取り組みたい。補助金や融資など、これからの事業に必要な資金を調達したい

・多店舗展開、フランチャイズ:これから事業を大きくしていきたい。組織を急拡大したい

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。まずはご相談だけでも問題ありませんので、お気軽に問い合わせていただければ。何らかのヒントはご提供できると思います。

 

あとがき

今日はフィットネスクラブに行く時間が無いので、1.2km、2km、2kmと長距離歩いていどうすることで目標消費カロリーをクリア。今日はそれほど寒くなく、いくらでも歩けそうな雰囲気でした。