経営者は孤独なものです。お金のこと、従業員のことと悩みは尽きないものですが、なかなか相談する相手はいません。
経営者の悩みに直面した瞬間
自分は中古車買取のフランチャイズ本部で仕事していましたので、加盟店オーナーとお話する機会が多くありました。仕事柄か、店長さんはイケイケで、「ベンツでもポルシェでも買っちゃうよ」という感じでしたが、オーナーさんは物静かな方が多かったです。
自分は契約の更新を担当していましたので、財務諸表を見せてもらうことがありましたが、大抵のオーナーは財務諸表の開示は嫌がります。そして、見せてもらうと、オーナーさんは本音でしゃべってくれるようになります。資金繰りに窮している場合や、金融機関向けに財務諸表を修正している場合など、会社の秘密を共有すると、仲間意識が芽生えるようでした。
経営者の悩みは他に漏らせない
中古車の買取という商売は何千万単位の買取資金が必要です。ベンツでもポルシェでも買い取ることができれば、将来的に利益を生んでくれます。店長という立場であれば、利益になる車種はどんどん買うべきです。
ただ、結果的に仕入が高額になる分、失敗したときのリスクもあります。また、仕入は即金で支払いますが、現金化するまでにどれだけかかるかはケースバイケースです。下手すると1年近く塩漬けになることもあります。
また、店長のモチベーションを保つだけでなく、店長手前のナンバー2の人材にも気をつかいます。そういった従業員の管理は経営者の仕事です。
第三者の役割
経営者にとって、経営の状況を相談できる相手がいると、いろいろな判断が楽になるはずです。自社の置かれた状況を客観的に判断できる上、自分が経験したことの無い状況についても何らかの助言がもらえるはずです。
通常は経営者の「右腕」という存在がいるのでしょうが、そういう人材はすぐに確保できるものではありません。そういう時に役立つのが外部役員や専門家の顧問です。
中小企業診断士の特性
中小企業診断士は資格を取るために通常は2〜3年の勉強が必要になります。そして、独立して仕事をしている人間であれば、何かの得意分野があって評価されている専門家です。
税理士さんや弁護士さんといった高度な専門分野ではないかもしれませんが、経営のことは一通り理解していて、ビジネス上のバックグラウンドを有している人が中心です。そして、専門性の高い士業の先生のお仕事は、下積みの経験がないとできない仕事ですが、その分、一般企業での勤務経験は薄くなります。
中小企業診断士にも下積みはありますが、必須ではなく、それぞれが得意分野を見つけて経験を積んで仕事しています。
顧問料もいただきますが、経営者の右腕になれる人材を常に置いておくと年間で最低でも500万はかかるでしょう(福利厚生費を含む)。顧問であれば、不要になれば契約を打ち切ることができますので、経営者のサポートを外注すると思えばリーズナブルなはずです。
顧問サービスについてご興味がありましたらお問い合わせください。
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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。
・補助金や事業計画のサポート
・売上増加につながるご支援
難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
あとがき
明日の夕方から久々に出張で、少しワクワクしています。