フランチャイズに加盟すれば儲かっているビジネスに参入できるというイメージがあるかもしれません。ただ、本部の説明だけをうのみにするのは止めておいた方が良いです。
フランチャイズの原則は自己責任
フランチャイズ契約の大原則は、事業者同士の契約であり、その結果は自己責任と考えられることです。たとえ、本部の事前説明が大げさなものであり、実際よりも収益性が高いという宣伝をしていても、後から「違うのではないか」と裁判所などに意義を申し立てても認められるケースは多く有りません。
契約後にトラブルになるケース
フランチャイズで多くあるトラブルは「説明されていた程儲からない」「本部に支払うロイヤルティが高い」というケースが多いです。本部からの説明内容が間違っている、分かりづらいケースもありますが、事前の確認が甘いというケースが大多数でないかという感覚があります。
コンビニエンスストアであれば、「廃棄損」のカウントの仕方でロイヤルティの額が変わってきます。分かった風に捉えず、専門家に条文の意味するところを確認しておいた方が、後から安心だと思います。
フランチャイズ契約は本部有利が原則
フランチャイズの本部も加盟店も権利は平等であると解釈する方が多いのですが、実際は、本部を守るための契約になっています。本部が定めたルールの上で、ルールを守ってフランチャイズビジネスを始める以上、本部が有利な取り決めが沢山盛り込まれています。
どこまで本部からの条件を飲むことができるのか、専門家に確認した上でフランチャイズ契約されることをお勧めします。
◆自己紹介
私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。
・これから創業したい
・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい
・フランチャイズに加盟してみようかと考えている
こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。
あとがき
最近、コンビニ弁当に凝っています。糖質制限の必要から、麺類を食べるのを避けていまして、おかずがたっぷりの幕の内弁当が好みです。