経営分析セミナーやりましたat 宮崎県

とある縁からオーダーをいただいた、経営分析のセミナーでした。自分にとっては初めてのテーマでしたが、聴いていただいた方からは満足いただきました。

経営分析セミナーの狙い

このセミナーは商工会からのオーダーで、前回は税理士の先生にお願いしたところ、受講者から「財務の知識が無いから分からない」と言われたようでした。その時の状況を聞くと、参加者の7割が個人事業主で、経理もきっちりとはやられていないということなので、普通に経営分析を説明しても分からないのはやむを得ないかなと感じました。

今回の参加者からも「流動比率が・・・」「自己資本比率が・・・」と言われても言葉の意味が分からないとコメントが返ってきました。

そのため、個人事業主が聞いても意味のある、経営分析のお話をする必要がありました。

 

セミナーの内容

財務の意識が薄い参加者に無理に財務的な話をしても理解しづらいのは当たり前です。本来はある程度勉強しないと分からないものですから。

そのため、以下の構成にしています。

・経理の必要性→失敗事例から解説

・財務の基礎知識(BS、PL、キャッシュフロー)→創業1年目の会社を例に説明

・上場会社の財務分析例→ビール会社2社を比較

・普段から管理するべき、財務上の数字と管理のポイント→具体例を入れながら会社の数字を良くする視点を解説

・経営改善計画でみる、数字を良くするための取組→経営分析をして、弱いところを強化する

・無料の経営分析ツール→ローカルベンチマークの解説

 

セミナーで工夫している点

上記の通り、セミナーの内容を列挙してみると、経営分析に興味を持ってもらうために、事例を多く入れています。特に、成功した事例でなく失敗したものを紹介するよう努めています。

そして、一方的に話を聞いているだけでは飽きてしまいますので、途中で計算問題や○×で考える程度のワークを入れています。分かっている人はさっさと解いて前後のページをパラパラやっていますし、分からない人は前後のページを必死に見ていたりと参加者のレベルは様々です。どちらにしても、財務に関する内容について理解を深めていたようでした。

 

最近は研修の仕事も場数を踏んできていますので、一方通行のセミナーではなく、参加者が楽しいと感じてもらえる内容にできるよう気をつけています。

 

対応できるセミナーのテーマ

以前はフランチャイズ本部に関するものが多かったのですが、最近は事業計画の作成が増えてきています。他にも、フランチャイズと絡めた創業のセミナーも以前からしています。

介護業界、サービス業全般、リサイクル(古いモノを買い取って販売する)などの業種型も対応できますので、ご興味がありましたらお問い合わせください。

 

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、経営革新等認定支援機関の登録をしているビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

得意分野はフランチャイズの本部立ち上げですが、会社の成長につながる経営計画作り、補助金申請など、ビジネスの成長、新規立ち上げをサポートしています。また、最近、スモールM&Aのサポートも始めています。

・創業時の創業計画、創業融資獲得

・店舗の収支改善、集客、多店舗展開・フランチャイズ展開→ハンズオンで支援します

・資金調達のための事業計画(銀行から言われたら一緒に作成します)

・日本政策金融公庫の経営力強化資金(通常より低利です)

・新しいことに挑戦する経営革新計画、経営力向上計画

・ものづくり補助金など、補助金申請

・会社の成長戦略を描くための早期経営改善計画(費用の3分の2は補助金使えます)

・スモールM&A(外部への会社/事業売却)のお手伝い

 

あとがき

前述のセミナー後に調子に乗って生ものを食べたら、食あたりになってしまい、週末はずっと寝込んでいるかトイレにいました。疲れているときは食べ物に気をつけた方が良いですね。