先日、自動車の修理工場様を訪問させていただきました。その会社の自慢はホームページを自前で作っていることでした。
ビジネス用のホームページを設置する意味
インターネットはスマートフォンで一層身近なものになりました。家やオフィスだけでなく、外出先で簡単に検索することができます。そのため、自分も含めて、困ったらインターネットというのが行動パターンになっています。
ホームページを設置することで、多くの人がwebサイトを訪問し、その会社の事業や商品・サービスを知ることができます。
ホームページは利用者の視点で
ただ、多くのホームページは自分たちの自己紹介に終始しているのが現状です。その修理工場も工場内の施設案内、従業員の説明が中心で、どのようなサービスをいくらで提供してくれるのかという点には全く説明がありませんでした。自動車の修理は、一般の人にとっていくらかかるのか全く分からないサービスです。それを知りたくて検索するのが普通だと思いますので、修理に要する価格や期間、修理中貸してくれる代車の説明などは必須です。
ホームページに必要な要素
利用者が何を知りたいのかを考えると、ホームページに入れる要素が明らかになります。前述の自動車修理であれば、対応してくれるエリア(引き取りなど)、価格、修理実績、その工場のセールスポイントなどでしょう。
価格は実際の修理箇所を見ないと見積もりを出せないということであれば、事例を元に、このくらいのヘコミならいくら、動かなくなった車を引き取りに行って、どういう修理をしていくらかかったのか等、ユーザーにとって役立つ情報が必要です。
検索も意識する
その工場では「キズ」とか「ヘコミ」で検索すると上位に出てくるようですが、「○○(場所) 修理」で検索すると6ページ目にならないと出てきません。ヘコミというキーワードよりも、一般の方が気にするキーワードが重要です。
また、検索で出てきた際の見出し文も重要です。検索した際に出てくるホームページのタイトルと、それに続く説明文です。
自分もホームページを作っているので分かるのですが、自分で自分のビジネスを紹介するホームページを考えるのは大変です。是非、外部からのアドバイスを受けてみてください。私自身も方向性についてアドバイスすることが可能です。
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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。
・補助金や事業計画のサポート
・売上増加につながるご支援
難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
あとがき
神奈川県中央部に先週金曜日から調査の立ち会いに行っていました。とても5月と思えない暑さで、ペットボトルを飲んでばかりでした。