お好み焼きチェーン、千房がアジア市場を目指す

少し前にとんかつチェーンがアジア市場を目指す動きについて紹介しました。今度は粉もん、お好み焼きのアジア進出について記します。

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お好み焼き千房のアジア進出

新聞記事によると、お好み焼きチェーンの千房がベトナム、タイ、フィリピンと店舗を広げていくそうです。これまでの店舗展開はハワイだけだったようですが、東南アジアに広げていくようです。目標として、5年で10店舗以上を目指しているとのことです。同社の国内店舗は60店舗ほどですので、海外企業とフランチャイズ契約を締結することで、短期間での成長戦略を目指すようです。

背景としては、訪日外国人が増えていて、お好み焼きの知名度が高まっているようです。日本からの駐在員だけでなく、日本で食べたことのある地元の人たちが食べてくれて、新たな日本食として認知されているのは大きいです。

 

東南アジアでは高級食

日本でお好み焼きといえば大衆食ですが、東南アジアの店では客単価を2,000〜6,000円と見込んでいるようです。シンガポールや香港といった先進地域ではなく、ベトナム、タイといった中堅国ですので、現地の方にとっては高級食ということになるでしょう。

もっとも、韓国のチヂミなども外国に行くとテイクアウトなどで販売されていますので、焼いてテーブルに運んでくれるスタイルのお好み焼きであれば、高級食として認知されてもおかしくないでしょう。

 

飲食チェーンの成長戦略

とんかつやカレーのチェーンもそうでしたが、外食チェーンは既に飽和状態になっている国内市場ではなく、東南アジアの市場開拓を目指しているようです。同社は上記の国々以外からも引き合いがあるようですので、今後は東南アジアを旅行中にお好み焼きの看板を見かけるかもしれません。

 

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私、山下哲博は資金調達サポートとフランチャイズを専門分野とする小規模事業者のビジネスサポーターです。フランチャイズによる多店舗展開やのれん分けを考えている事業者様のサポート企業のお手伝いをしています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

この土日は仕事であまりニュースなどを見ていないのですが、パリの自爆テロにはびっくりしました。エジプトでロシアの航空機が墜落しましたし、世界中がテロの標的になっているように感じます。