ネコノミクスが百貨店の催事に〜京王百貨店新宿店の取り組み

私は奥さんが京王グループの会社に勤めているので、洋服買うなら京王百貨店という縛りがあり、ちょこちょこ行っています。今回、5日間の割と短い催事がありましたが、大繁盛だったようです。

京王百貨店新宿店

京王百貨店は新宿駅直結で、京王線新宿駅の真上という立地です。抜群の立地ではありますが、新宿は百貨店の激戦地でもあり、どちらかといえばシニア層を中心にした集客、品揃えを行っている百貨店です。

エスカレーターのスピードは極端に遅く、平日昼間はシニアの女性が多く、ご縁がなければ40代の自分が敢えて行こうとは思いません。ただ、慣れてしまうと接客が丁寧で良心的な品揃えで楽ちんです。

 

京王百貨店新宿店の催事イベント

普段の催事場は、地方のグルメが多いです。北海道展とか九州展など、地方で営業されている飲食小売店が出ています。純粋な飲食店はフードコートに店を出し、週末だとお昼は大行列になることが多いです。

もっとも、往復の交通費が掛からないので、北海道の寿司等の海産類、スープカレーなどのB級グルメは満足度が高く、コスパが高いと思っていました。

 

わんにゃんEXPO

この週末の京王百貨店の展示は犬猫の展示でした。有名な写真家の作品しかり、譲渡犬猫の写真しかり、犬猫グッズの展示など、犬猫に関する内容が盛りだくさんでした。

本来は土曜日に行くはずでしたが、奥さんから「凄い混んでいる」という情報が入って、今日月曜日の夕方に行ってきました。

さすがに平日の夕方(会社就業前の17時)だと空いてはいますが、京王百貨店の他のフロアに比べれば人口密度が濃く、写真集購入には時間がかかりました。「飛び猫」で有名な五十嵐健太さんの写真も人気でしたが、むしろ普通の人が譲渡猫(または犬)を撮った写真の方が人気でした。ペットの可愛い表情に加えて、ペットとの馴れ初めが書いてあって、元々はかわいそうな猫だったことが分かります。自分の家にも譲渡でもらってきた猫きょうだいがいますので、その時のことを考えて目がじわっとします(人のウチの猫さんでもじわっと来ます。。。)

↑この子猫さんも、もとは譲渡猫。ウチの猫も子供の頃はこんな感じでしたが、今は8キロのおでぶさんです

猫はかすがい

私は奥さんと二人で暮らしていますが、人間二人だとそれぞれの生い立ちや価値観も違いますので、たまにすれ違いを感じることがあります。子供がいると、そんなことは言っていられないのでしょうが、大人二人だと埋められないものもあります。

我が家は猫きょうだいがやってきてから、二人の会話の中心は猫一色です。自営業でやっている自分と会社の管理職でやっている妻とは仕事に対する向き合い方も違いますし、中期的なゴールも違います。共通の友人も多くありませんし、二人とも仕事以外の趣味には淡泊ですので、家でゆっくり過ごすことが共通の楽しみです。猫が我が家に来てくれて、毎日楽しく過ごせますので大変感謝です。

 

昨今、ネコノミクスと言われますが、猫は犬と違って人間に過度に甘えてくることはありません。ただ、自己主張が強く、人間が折れる場面が多々あります。思い通りにならないところが気分転換になるのだと思います。また、勝手なようでいて、たまに甘えてくる点も可愛いです。

高齢者や一人暮らしの方の生活に対し、アニマルセラピーという効果もあるようです。高齢化や未婚化、我が家のように子供無し夫婦など、ペットの役割が益々重要になるようにかんじました。今回のわんにゃんEXPO、モノを売るばかりが百貨店ではありませんので、定期的にやって欲しいものです。

 

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・これから創業したい

・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい

・フランチャイズに加盟してみようかと考えている

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。

 

あとがき

福島でペットを飼えないご家庭からボランティアを通じて譲渡してもらったのは2012年のお正月でした。あれから5年、猫と毎日楽しく過ごしています。