クラウドファンディングにも有効、事業計画を立てて資金調達する

最近、融資の相談を受けていると、融資でなくクラウドファンディングも考えているという方が増えています。クラウドファンディングでも融資でも原則は同じで、今後の計画がしっかりしていることが前提になります。

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ファンドからの出資

従来、ファンドからの融資というと敷居が高い印象がありました。成長が見込まれる事業に対し、融資でなく出資を受け、期待されるリターンをお返しすることが求められます。

融資であれば、金利支払いの義務がありますが、出資の場合は配当で返すか株価の値上がり(企業価値の向上)という形で返す必要があります。

 

クラウドファンディング

クラウドファンディングの場合は、インターネットで支援を呼びかけます。そして、支援の見返りを用意します。従来のファンドと違って、支援するのが個人なので、出資額も低いし、その見返りも低くなります。

例えば、「READY FOR」というサイトを見ると、様々なプロジェクトを比較することができますが、「痛車でレース出場!」というプロジェクトでは600万円集めることを目標にしていて、3000円出せばサポーター証がもらえるし、20万円出せばレースに招待してくれるそうです。

↓このサイトです。

https://readyfor.jp/projects/yukari_racing

 

出資のメリットを示すには先の計画が必要

クラウドファンディングに出ているプロジェクトを見ていると、様々なプロジェクトが熱心に出資を呼びかけています。お金を調達できたら、プロジェクトがスタートして、約束しているリターンを提供します。したがって、リターンを見越した計画が必要になります。

通常のファンドであれば、企業の成長プロセスを示し、将来的に株式上場できることを示します。株式上場すれば、一般的に株式の額面よりも大きな金額で取引されるようになり、上場前に出資したファンドは売り抜けて利益を得ることが出来ます。

 

事業計画に示すこと

事業計画といっても決まったフォーマットはありません。ただ、最低限記すことは以下の通りです。

・提供する商品(サービス)

・対象とするターゲット(市場規模)

・その商品(サービス)が支持される理由(独自性、購入メリット)

・今後の売上、利益(費用)

クラウドファンディングの場合は、更にプロジェクトの意義が強調され、出資のお願いを競っています。

 

事業計画というと面倒な印象をお持ちの方が多いのですが、これから何かをしようとするわけですので、そのプロジェクトが将来どのように発展していくのかを示すことは必須でしょう。

ご相談いただければ、分かりやすくサポートいたします。

 

 

◆自己紹介

私、山下哲博はサービス業や流通業の小規模事業者向けのビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・フランチャイズを中心とした創業

→本部選びや創業時の計画、創業時の融資獲得

・フランチャイズ化とのれん分け

→多店舗展開、店舗の収益力向上

・補助金や融資などの経営計画づくり

→認定支援機関として、補助金の計画作成や日本政策金融公庫と連携した
融資サポート

これまで経験してきたことを元に、難しいことを分かりやすく、経営者のこれからの道筋が明確になるよう、サポートさせていただきます。

 

あとがき

ビックカメラで新しいMacBook Proを見てきました。13インチだと11インチのMacBook Airと横幅が変わらず、画面が非常に鮮明でした。まだ出荷されていないTOUCHバー付きのモデルが出たら年内に買い替えたいと思いました。