フランチャイズ選びは、加盟メリットを提示してくれる本部にしよう!

フランチャイズの展示会に行ったり、情報サイトを見ると、たくさんのフランチャイズ本部があります。同じような本部の中から絞り込む際、自分が加盟してどのようなメリットがあるのかという視点を持って検討してみると良いでしょう。

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フランチャイズに加盟するメリット

フランチャイズ本部は、商売のノウハウを持っていて、店舗自体にある程度の知名度があるところが多いです。必ずしもそうと言い切れないのは、アーリーステージの本部、すなわち、加盟店開発をやりながらノウハウを整理している本部もあるからです。

したがって、フランチャイズに加盟するということは、加盟金などを支払うに値する価値を本部が持っている、これから作り上げていくからに他なりません。だから、フランチャイズに加盟して、自分にどういうメリットがあるのか、自力ではできないのかを考える必要があります。

 

フランチャイズ本部のターゲット像を確認しよう

フランチャイズといっても、どういう人達に加盟して欲しいのかは本部によって考え方が異なります。例えば、業界経験の有無というのが一つの軸になります。全く素人の方に参入してきて欲しいのか、ある程度業界の仕組みを分かっている人がよいのかという切り口です。他にも、法人か個人かという点でも異なります。法人の多角化がターゲットなのか、個人の方が創業するのがターゲットなのかという点です。

例えば、介護のデイサービスでも、脱サラの個人をターゲットにする場合があれば、ある程度介護業界を経験されているオーナーをターゲットにしている場合があります。脱サラの個人がターゲットであれば、個人の方が集まってくるところで加盟開発をやります。フランチャイズの展示会や独立・創業セミナーなどです。法人がターゲットなら、介護の勉強会などでセミナー講師を買って出て、その後にオーナーとじっくりと意見交換をするでしょう。

 

このように、フランチャイズ本部は加盟して欲しいターゲットを明確にしていることが多いです。フランチャイズ本部を検討する際には、本部の担当者に対しても、「どういう人に加盟して欲しいフランチャイズなのか?」を確認してみましょう。

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

今日の日経記事で、日本マクドナルドの売却が打診されているとのこと、とてもびっくりしました。2年ほど前、前社長がに大々的に個人オーナーの募集を開始したときには「鉄板」のビジネスモデルだと思っていたのですが。