フランチャイズ創業の注意点〜創業して何をするのか

今日はフランチャイズフェアで相談員をしてきました。その際に気になったことがあります。

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創業するときに考える事

創業の相談を受けた際に、相談者からのヒアリングで3つのことを聞き出すようにしています。

・ご自身のやりたいこと

・ご自身のキャリア

・やろうとすることが求められているのか

 

やりたいこと

創業して上手くいくとは限りません。むしろ、山あり谷ありで、苦しいことが続くのが通常です。その時に、やりたいことであれば続けていくことができます。

 

キャリア

キャリアを通じて、得意分野を聞き出します。やりたいこととは離れたことであっても、仕事の中で経験してきたことは成功したこと、失敗したことのいずれも貴重な経験になり、ご自身で創業された後の判断基準、行動基準になります。

 

求められていること

やろうとしていくことにニーズがなくては、お金を払ってくれるお客様がいません。創業してやろうとすることについて、どういう人が購入してくれるのかイメージが沸かないようであれば、ニーズが十分でないといえるでしょう。

 

フランチャイズで創業する際の留意点

フランチャイズフェアのようなところで相談に乗っていると、自分のやりたいことでなく、自分でもできること、成功できそうなことを探して汲々としているのを感じます。

本来は、自分の長所を活かしながら、自分のやりたいことを実現するのが創業なのですが、成功できそうなフランチャイズを選ぶことに優先順位が代わってしまっているのです。

 

フランチャイズ加盟でも、しっかりと創業計画を立てる

本来、事業を興す際には「事業計画」を立てます。自分の強みをPRしつつ、世の中のニーズに着目し、自分のできることを絞り込んで計画を立てます。

フランチャイズだと、その事業にどの位ニーズがあるのか、どうやってお客様を取るのかという肝心の所に配慮していない方が多いように感じます。

創業は一か八かという点もありますが、事業計画をしっかり立て、事業に必要な資金は借りて、自分に足りない経験は何かで補うという周到な準備をしないと、始めてしまってから「こんなはずではなかった」ということが起こる可能性がありますので、ご注意ください。

 

なお、創業計画は当方の得意分野ですので、いつでもサポートさせていただきます。

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。

・補助金や事業計画のサポート

・売上増加につながるご支援

難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

フランチャイズフェアが行われているサンシャインシティの地下一階に「丸亀製麺」があるのですが、お昼時は長蛇の列が出来ていました。このお店は日本一来店の多いお店だそうです。