ひとりビジネスのメリット、デメリット

本日、相談にお越しいただいた方は、お一人でビジネスをされている方で、今後どうすべきか悩みがあるようでした。

1 のコピー

一人だと何でもやらなきゃならない

今日の相談は、専門的な工事をされている方でした。

「一人でビジネスをしていると、営業、工事、クライアントへの報告、全てやらなくてはならない。経理だけは妻が手伝ってくれるけど」というお悩みをお持ちでした。

その社長さんは、以前、ヘルニアになったので工事では無理できないともおっしゃっていました。

 

一人ビジネスのメリット

一人で仕事をしていると、良いこともあります。

・経費が安く上がる

→給料を払うのは自分に対してだけ。全て自分の責任なので、売上が上がらないときは安い給料でよいが、人を雇うと、給料に対する不満が出ないように、従業員のスキルや経験、年齢に応じた金額を払う必要がある。

→オフィスとかがいらないので、経費がかからない。

・自分のやりたいようにできる

→従業員に会社の説明をしなくてよいので、会社の方針は全て自分で決めることができます。

 

一人ビジネスのデメリット

・得意でないことも一人でやらなくてはならない

→今回の相談者のように、何でもしなくてはならないので、苦手な分野もしなくてはなりません。

・一人でできることには限界がある

→特に、営業もやって、実際の仕事もしてということだと出来る量は限られます。

 

自分の考え

一人ビジネスだと仕事の量には限界があります。そして、苦手なことについては他の人と組んで、自分がやらなくても良いようにするべきでしょう。もっというと、仕事は選んだ方が良いでしょう。本当に自分の得意なところを選んで、その分野で仕事をすることで、付加価値を出して単価の高い仕事をするのが良いのでしょう。

都合良く、自分のやりたい仕事ができるようになるかどうかは、自分がその道の専門家であること、顧客には徹底的にサービスすることでリピートしてもらうのが良いのでしょう。それによって、実績が積み上がっていって、得意分野で勝負できるようになるのではないかと考えます。

 

自分の得意分野は、創業、新しい事への取組、経営改善など、会社の経営計画を描くことです。そして、実際にやるべきことをアクションプランとしてご提示します。

経営計画は、資金調達であれ、会社の成長戦略であれ、ビジネスを大きくするときには必ず必要になります。フランチャイズの本部構築についても、取り組むべき事を計画立てて、優先順位を付けながら一つずつ進めていくものです。

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。

・補助金や事業計画のサポート

・売上増加につながるご支援

難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

自分のようなコンサル仕事だと、仕事によって誰かと組むことは合っても、アシスタントを雇用するというのは難しいかなと思っています。アシスタントに気を遣うようになって、かえって効率が下がりそうです。