公的機関で飛び込みの相談を受けました。「助成金を教えてください」とのこと。急な対応だったので準備ゼロでしたが、満足いただくことはできました。
補助金を探すなら
助成金を専門にしているコンサルタントであっても、相談の対応前には最新の情報を検索します。人によって見るサイトは異なるかもしれませんが、自分の場合はJ-NET21で探します。
http://j-net21.smrj.go.jp/snavi/support2
このサイトでは全国各地の補助金・助成金を検索することができます。
気になる情報があったら
補助金、助成金は「タダでもらえる」ものですので、その分、条件が厳しかったり、用途が限られていたりします。計画を書いてから対象外と言われても無駄になりますので、自分の用途に当てはまるのか確認をしましょう。
条件に合わないと、申請は無駄になります
以前になりますが、要件に当てはまらない補助金のお手伝いをしたことがあります。その補助金は毎年公募されるものなのですが、その年は補助金の対象になる費用の条件が変更になっていました。その前の年までなら問題なかったのですが、その年は対象外でした。
実は、補助金に合致する見積を申請締切の1週間前までにもらう約束になっていましたが、締切2日前に出てきた見積が対象外のものでした。仕方なく、申請書の内容を見積に合わせて変更し、申請締切の前日に提出しました。
おまけになりますが、作成の打ち合わせは通常3回程度なのですが、その事業者からは必要な条件や書類が出てこないので、仕方なく相手先に通って情報を引き出したものの、申請に通らない計画になってしまいました。自分にとっても苦い思い出です。
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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。
・補助金や事業計画のサポート
・売上増加につながるご支援
難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
あとがき
本日、ものづくり補助金の2次公募が正式に発表されました。ただ、今回の補助金は全国に100件しか採択されず、経営力向上計画を事前に申請することが必須です。かなり条件が厳しいので、お勧めはできません。