人間が年に1回、経営診断を受けるのと同様に、会社にとっても定期的に第三者から診断を受けることで、「手遅れ」にならないように対応することができます。
また、新しいことを始めようと考えている時などには、第三者からのアドバイスが有効かもしれません。
簡易・経営診断について
本来の経営診断は企業内に入り込んで組織の内部調査、商品に対する顧客満足度調査、商品提供に関わる業務フロー調査、収益や財務に関する調査を行って総合的に行うものと考えます。
当社で提供するのは「簡易」経営診断であり、財務諸表の数字こそ提出いただきますが、その他は経営者とのヒアリング(オンラインを想定)のみで行います。企業様に負担が掛からず、ローコストで提供できるのが特徴です。
ただ、簡易といっても、資料提供をいただいた後にヒアリングさせていただきますので、その時に様々な「経営課題」が浮き彫りになってきます。
簡易・経営診断の流れ
当社HPの「問い合わせ」フォームから「簡易・経営診断」を希望して送信ください。
その後はメールのやり取りで、診断に必要な資料(会社情報や決算書など)をいただいて、一度ヒアリングをさせていただきます。
なお、このサービスについてはオンラインで行いますので、診断に必要な決算書等の財務情報や貴社の会社概要などはメール添付で送付いただきます。
※近隣の事業者様(東京都杉並区、三鷹市に隣接する区、市)であれば直接対面も行いますが、基本はオンライン限定のサービスです。
料金
・5万円(税別)
簡易・経営診断の活用例
①第三者の見立て
会社経営をしていて、何事もなく順調に行っていると思えることはほとんどないはずです。売上が落ち込んできた、急に忙しくなってきた、次のリーダーを育成したい、外部からの提携話がある等、様々課題があるはずです。会社の状況を客観的に診断した際、次に何を優先すると良いのか方向性が見えてきます。
②後継者への事業承継
今多いのが、今後10年以内に事業を引き継ぐ可能性が高い会社です。今すぐ事業を引き継ぐであれば何かの準備を行っていることが多いのですが、今すぐではないけど、近い将来引き継ぐことが予想される事業者様については、「事業承継の準備」として経営診断を受けることをお勧めします。個人的な見解ですが、経営者の年齢が55歳を過ぎていれば、引き継ぎの準備が必要になります。
なお、現経営者だけでなく、次に経営を担う後継者にとっても今後の経営の方針作りにつながるので有効です。
③新事業への取組
今は「事業再構築補助金」という形で新規事業を行って補助金を取ろうと考える方がとても多いです。ただ、補助金の申請をするためには、どの事業をするのが良いのか検討することも必要です。
過去、決め打ちして補助金申請のお手伝いをした例もありますが、補助金ありきであわてて新事業の内容を決めてしまうよりも、どの分野に進出するのが良いのか十分に検討するため、この簡易・経営診断を受けることはプラスにつながります。
簡易・経営診断に興味を持たれた方へ
希望される方には「簡易・経営診断」のサンプルをプレゼントします。過去の内容をミックスしているので内容がつながらない部分がありますが、どういう項目で診断されるのか十分に分かるかと思います。
ただ、ざっと把握できるようイメージを貼り付けておきますので、問い合わせ前に確認してみてください。
1ページ目:診断内容の概要
2ページ目以降:企業概要、SWOT分析、財務状況整理
→簡易・経営診断の際、過去2期分の決算書、直近の試算表が必要です。
機能別課題
経営上の戦略、マーケティング、オペレーションなど機能別に現状と課題を分析します。
4ページから5ページ位で会社の状況がレポートになるので、とても価値があるかと思います。