ものづくり補助金、ポツポツ申請書を作成しています

ものづくり補助金が2月5日から受付開始になりました。早速申請書作成の依頼が少しずつ来ています。

スクリーンショット 2016-02-15 23.06.07

平成27年度補正「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金

昨年、一昨年に続いて、今年もこの補助金が公募されました。さすがに3回目となると、待っている事業者も多いのでしょう。公募が始まったばかりなのに申請書作成のご支援が始まりました。

もっとも、自分の場合は事業者との間にAGTが入ります。公募が始まってすぐに依頼が来るということは、AGTの営業が先回りしていたということになります。

 

申請書作成のポイント

申請書には、その1とその2があります。

その1は革新的な試作品可能性開発・生産プロセスの改善の具体的な取組内容、その2は将来の展望(本事業の成果の事業化に向けて想定している内容及び期待される効果)です。

 

自分は、ものづくり補助金の審査に関わったことはないのですが、その1、その2と書いてあるからには、両方ともきちんと書かなくてはなりません。

製造業の方は、自分たちは技術的にこれだけすごいんだというPRをする方が多いのですが、書くべきは技術だけではなく、補助金をもらったらどうなるのかという将来のことを書く必要があります。

 

将来の展望

将来のことを正確に見通せる人はいません。しかし、将来をこうしていくという見通しを作ることが大事です。補助金をもらって投資するので、今までよりも沢山作れるようになったり、品質のよいものを作れるようになるでしょう。ただ、良いモノを作るだけでは将来の計画はできません。

将来の計画を作るには、現在の取引先の状況や要望、将来に市場が拓ける見込みを書かなくてはなりません。そのためには、取引先からのニーズ、市場からのニーズを把握することが不可欠です。

 

ものづくり補助金だけでなく、経営計画を作るということは未来の計画を作ることに他なりません。何かの申請書を作る際には、第三者に説明しても納得してもらえるものになるようにまとめてみてください。

 

=====

私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

今日は4年前に取材で行った中古車販売店に久々にお伺いしました。非常に活気があり、儲かっているお店というオーラが出ていました。