タイプ別フランチャイズの考察③無店舗FCの留意点(続き)

前回、無店舗FCの検討ポイントについて書きました。もう一つ大事な論点がありましたので、引き続き書いてみます。

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リターンとリスクの関係

高いリスクを覚悟すれば高いリターンを期待できるし、リスクが低ければリターンも低いと言われます。例えば、普通預金は元本割れの可能性が無い代わりにほとんどリターン(利子)がありませんし、株式投資は投資額が大幅に目減りする危険性はありますが、リターン(配当・売却益)も期待できます

ビジネスを始める際にも同じ事が言えます。リスクを取れば、その分リターンを期待できますし、リスクの低い事業であればリターン額も小さくなります。

 

無店舗ビジネスのリターンは?

無店舗ビジネスだと1ヶ月の売上額の上限がおのずと決まってきます。自宅を拠点にすると言うことであればモノ売りをするにも在庫の保管に限度がありますし、サービスであればアポイントを取れる限りになります。そのため、売上限度額が決まってしまい、あとはどれだけ稼働するかで売上が決まってきます。月に何件稼働すれば、とりあえずは生活できるのか、投資を回収できるのか、そして、サービスを提供するタイプのフランチャイズでは身体が資本ですから、最悪、どの位仕事を休んでも生活できるのか、十分に検討されることをお勧めします。

あとがき
明日から3連休。私は涼しい高原に行きますが、仕事に追われているので現地で仕事します。