GWは都心部でセミナーを受講しているのですが、周りはオフィス街とあってお昼を食べるところがありません。そのため、某コンビニエンスストアでおにぎりを買って持ち込んでいます。この時期はおにぎりを100円で売っているので助かっています。今日はおにぎりの100円セールについて書いてみます。
おにぎり100円セールの狙い
このおにぎり100円セールは都心部のコンビニだけでなく、自宅近くの同じチェーンでも同様のセールをしています。したがって、店舗独自の施策ではありません。そもそもどういう仕掛けなのでしょうか?
a:おにぎりの増売を目指す
b:他のチェーンからのチェンジを目指す
c:外食店から利用者を取る
aの理由について、自分の場合、もともとお昼のお弁当を買いに行っているのですが、電子レンジは使えないしお湯もないので、パンかおにぎりしかもともと選択肢がありません。安くてラッキーではありますが、通常の価格でも同じものを買います。
bとcですが、今回の場合は他に選択肢が無い状況です。周りには他のコンビニもないし、飲食店もお休みです。安くするだけ売上が下がっているように見えます。
フランチャイズに加盟するということ
もし、自分のお店でおにぎりを仕入れて売っているのであれば、高くても売れるときには割引はしません。そして、売れ残りそうであれば安値で売りさばいてしまいます。
コンビニのFCではそういったことは許されません。本部が割引セールをすると決めたら、店外に出すのぼりやドアに貼る告知チラシは本部から送られてきて、店内と店外に掲出しなくてはなりません。そして、価格についても店舗に裁量はありません。セール価格の100円で販売しなくてはなりませんし、賞味期限が迫っている商品についても安値にすることは許されません。
このように、本部が決めた方針に従って運営するのがフランチャイズです。したがって、優れたフランチャイズに加盟すればお店も繁盛するのですが、競争力の劣るフランチャイズや本部があまり指導してくれないフランチャイズに加盟してしまうと、オーナーの出来ることは限られてしまいます。
フランチャイズに加盟する際には本部の指導内容や体制についてよくよく情報収集して、そのメリット・デメリットを検討し、納得した上で加盟されるべきでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
(あとがき)
否定的なトーンで書いてしまいましたが、コンビニは本当に便利です。最近は夕ご飯のおかずも沢山売っていますし。
24時間・年中無休で営業されているコンビニオーナーと働いている皆様には本当に感謝です。