補助金申請サポート③ものづくり補助金(サービスの革新)

政府の中小企業支援施策は、「頑張っている中小企業を評価し、サポートしていく」という方針に変わりました。何回かに分けて補助金サポートについて記してみます。

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ものづくり・サービス革新補助金

一般的に「ものづくり補助金」と言われる補助金の正式名称は、平成26年度補正予算では、「ものづくり・商業・サービス革新補助金」でした。従って、商業やサービス業でも申請することができます。

ただ、革新的なサービスの創出にあたっては、付加価値年率3%と経常利益年率1%の向上が求められます。補助金を使って、実際に収益が出るようにしないとならないのが難しいところです。

 

サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン

国の認識として、サービス業は製造業に比べて生産性が低くて、改善の余地が大いに残されているという考えがあります。従って、補助金によって機械化を果たせば、サービス提供プロセスが改善され、生産性が向上するだろうというのが補助金の狙いです。

付加価値を向上させるか、効率を上げるかが問われます。

 

付加価値の向上

(1)ターゲットを明確にする

・新規顧客層を開拓して展開していく

・商圏を拡大する

 

(2)提供するサービスの価値を上げる

・独自性、独創性の発揮

・ブランド力の強化

・顧客満足度の向上

 

(3)独自性の発揮

・価値や品質の見える化

・機能分化、連携

・ITの利用、活用

 

効率の向上

・サービス提供プロセスの向上

・ITの利用、活用

 

単に、設備投資することでサービスの価値が上がりますという申請では十分ではなく、上記内容のどこに当てはまるかを分かりやすく申請書に書く必要があります。このガイドラインは経済産業省のホームページに出ていますが、平成27年度当初予算案「商業・サービス競争力強化連携支援事業」に適用されると明記されていますので、サービス業で申請するときは要チェックです。

http://www.meti.go.jp/press/2014/02/20150204001/20150204001.html

 

 

この補助金は、上記の通りホームページに案内も出ていますので、おそらく2月くらいに発表ではないかと考えています。認定支援機関との連携が必須になりますが、当事務所ならワンストップで計画作成が可能です。

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

現在、ホームページの見栄えを良くするのと、ブログとの連携を実現するのとで、制作会社と打ち合わせ中です。素人でもとりあえずの内容は作れますが、やはりきちんとしたホームページができるのは楽しみです。