他人の夢を背負う商売〜外部コンサルタントの役割

とある国会議員のツイッターが毎日報道されています。正直どうでも良いのですが、改めて考えたフレーズがありました。

他人に自分の人生乗っけてんじゃねえよ

人生それぞれで、仕事があり、家庭があり、その他の時間で自分の世界があります。自分は最弱のヤクルトスワローズの長年のファンで、FC東京のファンでもあります。私生活では自転車が好きで飼い猫も大好きです。自転車はモノでしかないけど、猫は他人というか他者でしかありませんが、家族同様です。

人生を乗せすぎるのはダメですが、ある程度は「周りを応援する」こともあるわけで、プロのスポーツ選手はその典型でないかと思います。特に、魂のこもったプレーを見せてもらったり、さすがプロというプレーを見せてもらえるからこそスタジアムやテレビで応援します。

対象がスポーツでなくても、お笑いや役者とかも人生乗っける対象だと思います。歌舞伎役者の立ち振る舞いや寄席での小話は「さすがプロ」です。映画で感情移入することもありまして、自分の人生は他人の影響を受けてばかりです。

 

コンサルタントという商売

コンサルタントは何かをしようとしている方に助言して差し上げる商売です。自分でやるのではなく、他の方がやる商売をより発展させるためにあれこれ助言し、資料を作ったり、経営者や従業員とミーティングを行います。

自分の場合も同じで、自分の事業を会社化していますが、自分の本質は多くの経営者に役立つ助言をして差し上げることです。自分で事業をするよりも、他者のお役に立てることが嬉しいのです。

周りのコンサルタントを見渡すと、自分で商売を始めてしまった方もいます。自分で商売を始めると、従業員の管理やら、集客のことやら、目の前のリアルをこなすことに忙殺されます。コンサルタントは経営者に寄り添いつつも、そういった悩みはリアルではなく、間接的になります。

一歩引いてみているから見えてくる物もあるわけで、優先順位を付けたりすることができます。例えば、従業員の「血の入れ替え」を進言するにしても、実際に行うのは大変なことですが、必要であれば進言することができるのがコンサルタントです。

 

今回騒ぎになっている議員については、わざわざ世間を敵に回す投稿をする真意が全く分かりませんが、何をしてでも目立ちたいのだと思います。ただ、「他人に人生を乗せて応援する」ことは一般的なものであり、人は応援したり応援されたりを繰り返して行くのだと思います。自分は経営者を応援する立場で収入を得ていますので、自分のスキルや態度で経営者を力づけていきたいと思います。

 

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・これから創業したい

・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい

・フランチャイズに加盟してみようかと考えている

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。

 

あとがき

今回騒ぎになっている埼玉方面の赤ユニのチーム、アウェーのスタジアムにやってくるサポーターの中には行儀の悪い人もいます。ただ、今回の騒ぎは意味が分からないというか、変な輩に絡まれてかわいそうに感じます。頑張れ、レッズ!