成果を出す会社と事業計画の関係について~社員の行動原則があって、社員を戦力化できる

創業を考えている方から、事業承継を考えている方まで様々な経営者の相談に乗ることがあります。元気な会社は社長を筆頭にバンバン営業していますが、それにも良し悪しがあるように感じています。

成果を出す会社

立ち上げてから、あれよあれよという間に大きくなっていく会社があります。その会社に共通しているのは以下の点です。

・経営者のリーダシップ

・経営者の方針に従って動く従業員の存在

・周りから協力している提携先の存在

これらに共通するのは、基本的な経営者の方針があって、「リーダー=リードする人」と「従業員=リーダーの指示に従ってブレずに動く人」の関係ができている他、「協力会社=会社の利益に協力してくれる会社」の存在です。

 

行動の原理原則

ただ、リーダーが全ての指示を出すのは不可能です。リーダーが求めることを解釈して、指示以上に動く従業員の存在が不可欠です。リーダーが支持を出さずとも動けるようになるには、リーダーの方針が示され、従業員が期待されていることを自分なりに解釈して動くことが必要です。

従って、原理原則というか、会社の方針が示されることがすべての始まりになります。

 

経営理念や計画作り

小さい会社で「経営理念は何ですか?」と聞くと、あまり答えが帰ってきません。逆に、「社長が大事にしていて、従業員に必ず伝えていることは何ですか?」と聞くと、何らかの答えが返ってきます。どこの会社でも、従業員が入ってきたら必ず伝えることはありますので、それが経営理念です。

そして、売上や利益をどうして行きたいのか、その為に何に重点を置いて取り組んでいくのかを明確にすることが経営計画になります。明文化はされていなくても、大まかな予定は経営者の頭の中にありますので、それを引き出してあげれば、計画づくりにもなります。

 

計画もなしに、従業員に「頑張れ」というだけでは成果が出ないのは当たり前です。まずは事業計画を作って、それを従業員に落とし込んで行くことが、成果を出す会社のスタートではないかと考えます。

成果を出すための計画作り、サポートさせていただきますので、お問い合わせください。

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、経営革新等認定支援機関の登録をしているビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・創業:創業資金を確保するための事業計画を作りたい

・新事業挑戦:新しい事を始めるための計画を作りたい。事業評価を行いながら失敗しないように取り組みたい。補助金や融資など、これからの事業に必要な資金を調達したい

・多店舗展開、フランチャイズ:これから事業を大きくしていきたい。組織を急拡大したい

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。まずはご相談だけでも問題ありませんので、お気軽に問い合わせていただければ。何らかのヒントはご提供できると思います。

 

あとがき

事業承継のお手伝いをしていると、後継者に事業計画を作ってもらうことが最も重要ではないかと思えてきます。父親世代の事業環境とこれからではまったく厳しさが異なりますので、厳しさにあった計画づくりが重要だと思います。