月次決算の効用〜計画を立てて振り返りを行う

今月から会社組織になったので、税理士さんが毎月経理を見てくれることになりました。会社を作ったばかりで安い金額でお願いしていますので、基本は自分で入力します。その結果、毎月、月次決算ができるようになりましたので、その意義を考えてみます。

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月次決算

他の会社の経営診断に入るときに見せてもらうのは決算書です。経営者の話だけでなく、実際の数字を見せてもらうことでいろいろなことが分かりますし、どこを改善すれば良いのかが分かるからです。本来の決算は年に1回ですが、経営の管理をするためにも、月次で数字を出した方が良いのです。なお、経理とは「経営管理」を略したもので、本来は経営のためにやるものです。

 

月次決算を可能にするために

自分の場合は一人会社ですので、経費は全て自分が管理しています(当たり前ですが・・・)。領収書をもらったものは1週間に1回、会計ソフトに入力することにしました。もっとも、経費と言っても、Amazonで何か買う、文房具や本を買う、交通費精算、誰かと会食するくらいですが。

 

経費入力のルール

Amazonでの買い物については、クレジットカード精算で履歴が残るので楽です。文房具や本などはレシートでも良いので証拠を残します。交通費の精算はICカードのPASMOを業務用に用意して、交通費の精算専用にします。

クレジットカードは、法人用カードを作っていますので、そのカードができたら完全に法人用に分けます。

 

計画は崩れるが、新たな計画を作る

法人を作る際に、税理士さんと売上計画を作りました。1月、2月は売上が読めるけれども、5月くらいからはさっぱり分からないなと考えていましたが、1月、2月の予定から早くも狂っています。計算していなかったところから仕事のオファーが来て、その代わりに将来の種まきで考えていた仕事先からは撤退しています。目先の収入を取った形ですが、将来の仕事は別ルートで創らなくてはなりません。

長期的には、自分のペースで出来ない仕事からは撤退する予定です。ベテランの先生に対する無償奉仕(OJTと言われますが・・・)や、ベテランの先生の対する営業(飲みに行こうと誘う)をしていれば、将来的に仕事が来るのは分かっていますが、ベテランの先生の好き嫌いで仕事が割り振られるのは好きになれません。

改めて、「最近は時間がないな」と感じていますので、家族との時間、趣味の時間を確保した上で、自分のやるべき仕事を絞って、その中で広げていこうと思います。

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

今日は首都圏が大雪で、せっかく取った取材の仕事を延期してもらいました。公共交通機関の最寄り駅から4キロあり、車でしか行けない所です。最寄り駅からタクシーでも良いのですが、タクシーが捕まるか、その駅までたどり着けるか不安だったのでリスケしてもらいました。おかげでいろいろなことを考える事ができました。